文化・芸術

図書館についておもうこと

住んでいる町の図書館・・・
借りた物を返して、また借りるということで、毎週末に
足を運んでいるので、本当にお世話になっています。

さて、その図書館について、図書館建築をよくされて
いる鬼頭梓氏の本を読んで、ちょっと感動しました。

「建築家の自由―鬼頭梓と図書館建築」
著者: 鬼頭 梓, 鬼頭梓の本を作る会

この本には二つの軸があって

建築家として鬼頭氏が師とも言える前川國男氏
から受け継いだ精神や、自身がもつ建築士に
ついての思想。

一方で、とくに作品を残すこととなった
図書館というもののあり方とその変化について。

そして、この2つの軸を融合させるような熱意を
鬼頭氏からも、また図書館の建設にかかわってきた
司書の皆さんの話などから感じました。

とくに、移動図書館からはじまった日野市の図書館
の話には驚きました。

いまは当たり前のように整備されている図書館ですが
そこに行くまでには多くの人の情熱があり、
それを理解する建築家がいてくれたことが嬉しかった
です。

もちろん、たとえば、私がよく行く図書館のように、
ほとんどの業務がアウトソーシングのようになると
司書の方の顔は見えず、どんな本を何故に勧めるのか?
とか、何がこの地域の住民にとっての財産であるのか、
といったことをその建物から感じることも難しいのかも
しれませんが、

図書館があることの意味、それを利用することの意味を
もっと住民は考えてもいいのではないかと思いました。
もちろん、多くの人が、私も含め、意識せずにその恩恵を
受けているのですが・・・。

うまく説明できないのですが、静かに勇気を与えて
くれる本です。

実は、クリスマスに礼拝にだけいっている
グロリアチャペルも鬼頭氏の設計であることを
知りました。不思議なめぐり合わせに感謝です。

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絵を買う時に考えること

久しぶりに 絵を買いました。

と書くほどに高いものを買った訳ではなくて
たまたま 海外のギャラリストに会い
英単語だけのやりとりでは何もわからず
まさしく言語的な判断材料はあんまりなくて

これがいいかな・・・ こっちかなあ・・・

などとやりながら いいかなあと思える作品を
求めました。

その絵は銅版画で、ハートに似た球体が
3つ並んでいるものだったのですが、
作品の質はよかったし、
かつ買おうと決めたのは、なんとなく
家族が仲良くしているような雰囲気を感じた
からで、

いつも思いますが、絵をみるよりも
買うとしたらどっち・・・とか これはどうかな
と考えると 意外と、その絵の技巧的な良さ
よりも、もちろんこれも大切なのですが
作品が人生に何を与えてくれるか、
何をもたらしてくれるかといったこを考える
のではないかと感じました。

もちろん、コレクションとして、将来への価値に
期待とか、有名作家だから・・・という指標も
ありますが、そう考えてみると、十分に自分を
満足させてくれる作品は身近に潜んでいる
のではないでしょうか。

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チベット<精神による統治の行方>

■チベットを知る3冊・・・勝手セレクト

最近のチベット問題の影響を受け
昔から、チベット仏教には興味もあったのですが、
それにしてもチベットのことを知らないなあ・・・という
ことで、とりあえず3冊をめくってみました。

やっはり、とっかかりは ダライ・ラマ14世かと思い
これまで、ここまでプライベートが書かれた本はないのでは
と言われている「素顔のダライ・ラマ」を読み

その後、難しそうな2冊で、ダライ・ラマ14世が亡命に
至るまでの歴史を読みすすめました。

残念ながら、その歴史についてここで語るまでには
いたりませんが、とても面白いと思いました。
これからもたまに読んでいきたいです。

ちなみに、「素顔のダライ・ラマ」で
仏教の考え方として、慈悲と空というキーワードが
あげられていました。

また、菩薩や観音は、人のために慈悲を持つことが
自分のためになることを知る存在であったと説かれていて
なるほどと思いました。

ダライ・ラマの瞑想で、悪を吸い善をはくといった
ものがあるらしく、

また、厳しい監獄の中でも、許すことによって
生命力が沸いてくるなど

勉強になる言葉とたくさん出会うことができました。

ダライ・ラマに会ったことはないのですが、
何か身近に感じるものがあります。
それは、映像や本などからその人柄がよく伝わり
やすいことに起因するのかもしれませんし、
もしかしたら、氏の祈りがすぐそこまで届いている
からなのかもしれません。

その1人をもって、チベットの未来を担うことは
歴史をみても、なかなか大変なことではありますが、
精神による統治とはこういうものかもと思いました。
そこに限界をみるか、可能性を見出すか、
それは、私たちにも委ねられているのではないで
しょうか。


素顔のダライ・ラマ The Wisdom of Forgiveness
ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォ(著)
ビクター チャン(著)
Tenzin Gyatso His Holiness the Dalai Lama(原著)
Victor Chan(原著)
牧内 玲子(翻訳)

チベット史
ロラン デエ(著)
Laurent Deshayes(原著)
今枝 由郎(翻訳)

チベット文化史
デイヴィッド・L. スネルグーヴ(著)
ヒュー・E. リチャードソン(著)
David Llewellyn Snellgrove(原著)
Hugh Edward Richardson(原著)
奥山 直司(翻訳)

■関係リンク
ダライ・ラマ法王庁日本代表部事務所
http://www.tibethouse.jp/home.html

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森山大道の写真展に行ってきました。

友人から招待券をいただいた森山大道展、
東京都写真美術館に行ってきました。

招待券と一緒にいただいていたチラシの
作品を見る限りは、くらっぽい感じだなあ・・・
という程度の意識だったのですが

それは森山氏がどんなにスゴイ人であっても
作品の印象としてはということなのですが

実際に展示を拝見して、2つのことを感じました。

1点目・・・
1970年代の新宿や、それよりも前の北海道を
撮影した作品から、日常、目にしているものの中から、
あなた(自分なら)は何に視線を注ぐのか?という
メッセージであり、

もう一つは、ハワイを題材とした展示作品群の中で
森山氏がハワイを巡り撮影している様子の映像と
作品が音楽と共につづられるものだったのですが、
修学旅行生がカメラをパシャパシャするように
手当たり次第シャッターを押しているように見えて、
それにも関わらず、出来上がった作品はすごく
完成されていて、スゴかったです。
僕もデジカメでいいので、こんな風にスタイルだけ
でも真似てみようと思うのでした。

ちなみに、金曜日の夕方に美術館に行ったのですが
結構、人がいて、写真の人気は衰えていないなあと
感じたりしました。

それと、好みはある程度尊重しながらも、
あまり気にせずに、作品を観てみると、結構、色々な
ことを学んで、素敵な機会を与えていただいた
友人にも感謝です。

◆森山大道オフィシャルサイト
http://www.moriyamadaido.com/

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ウィリアム・モリス

メルシャン軽井沢美術館で、ウィリアム・モリスの
展覧会が開かれていますが、とても行けそうに
ないので。。。

河出書房新社刊
「ウィリアム・モリス ヴィクトリア朝を超えた巨人」

を読んでみました。

あまり ウィリアム・モリスのことを知らないのですが
本を読んでみて、今で言うところのロハスを地で行く
生き方をしていたのではないかと思いました。

複数のジャンルの分野で才能を発揮し、
同時にいくつもの分野を同時に並行して進める
能力の持ち主であり

「世界の工場」たるイギリスの社会変化の中で、
芸術や美を追求してく姿勢はすごいなと。

さらに、それが現代にも貴重な財産として受け継がれ
ている成果を遺していいるわけですから、

現代を生きる、私たちにとっても投げかけるものは
多いかと思います。

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日本民藝館へいこう

新潮社のとんぼの本シリーズの

「日本民藝館へいこう」
坂田和實
尾久彰三
山口信博

は、おそらく民藝館に行かなくても
民藝館に行った気分を味わえる本です。

古道具坂田(http://sakatakazumi.com/)の
主人である坂田和實氏が収蔵品からセレクト
した品々の紹介と

三宅一生、中村好文、ぱくきょんみ、勝本みつる、
束芋、穂村弘、千宗屋の7人が民藝を語って
いたりして、とても多面的にとらえているし、
それが現代性をしっかりと持っていると思うので
読みながら損がないと思いました。

鍋島に恋をしてみた翌日に
民藝ではいけませんが・・・ まあ折り合いを
つけられればと思います


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鍋島と柿右衛門

出光美術館(有楽町)で開かれていた

柿右衛門と鍋島―肥前磁器の精華―展 に

行ってきました。

おそらく、あまり好きではない方でも
本物の器をみると、うわぁーとうなって
しまうのではないかと思うほど

均整のとれた、美しい器たち
観ていて、とても嬉しくなりました。
言葉で鍋島と柿右衛門を表現すると

にじむような赤が鍋島で
くっきりした赤が柿右衛門 という

感じかな・・・と思いながら

何度もぐるぐる観てしまいました。

一度、観光で有田を訪れた際に、
今右衛門の窯を拝見したことがあるの
ですが、その時の思い出から、どうしても
柿右衛門よりは今右衛門が好きで
その意味では鍋島派なのかもしれませんが
いつか柿右衛門の作品も欲しいなと
思うこの頃です。

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<自由>の条件 大澤真幸著

大澤真幸の「<自由>の条件」を手にしたけど
よくわかならい。当然といえば当然なんですが。

冒頭に述べられている
自由が増すほどに感じる閉塞感といった提議は
まさしくなのだけど、その後の膨大な著作により
僕の理解力では、さてと思う。

ここで、個人的に感じる自由についてだけど
例えば国家が保障する自由なんてものは、
銀行の準備率のようなものかもしれないと
思った。

通帳にはこれだけの自由がありますよという
のは名ばかりで、実際に用意されている、
0.数パーセントの自由で実際に人は満足を
してしまうし、それで十分、自由は機能して
いる。

そして、それ以上の自由を手にしてしまったり
すると、金融行政ではないが、いろんな
ルールを当の我々が求めるのではないか、
そうして一定の、自由と思える状況を享受する
ことによって、真の自由があると認識できると
いう状況が生み出される・・・。

さてさて、大澤真幸氏をネットで検索したら
青山ブックセンターで、トークイベントがある
ようです。

僕はきっと行きませんが、ご興味のある方は
ぜひ。

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「閉塞する<自由>の時代を生きる」
大澤真幸『<自由>の条件』刊行記念対談
特別ゲスト・平野啓一郎氏
■2008年6月8日(日)18:00~19:30(開場17:30~)
■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
■定員:120名様
■入場料:500円(税込)電話予約の上、当日ご清算

http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200806/_200868.html
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画廊の夜会

銀座の画廊27件が、一日だけ開廊時間を
延長して、お客さんを迎えてくれるイベント
「画廊の夜会」が30日にありました。

http://www.ginza-galleries.com/

それで友人と行ってまいりました。

あいにく雨が降ったりやんだりでしたが
どうも入りにくい画廊に足を踏み入れて
みると、名画と呼ばれるものから
これはなんだろう・・・という抽象作品まで
いろいろで、面白かったです。

おそらく画廊によって得意な分野があると
思いますので、もしかしたら美術館に足を
運ぶよりも、あらゆるジャンルを一同に
みれる良い機会かもしれません。

村上隆の作品をみたあとに魯山人の器を
みたりと、贅沢な思いがたくさんできるわけ
です。

また、美術館にかかる絵には値段はない
ですが、ここではわかるので、それも
面白いです。

いろいろな敷居が高そうな銀座で、その中でも
一番高そうな業態の皆さんが正反対までとも
いいませんが敷居を低くし、興味ある方を
迎えていただいているのは嬉しい限りです。

ちなみに、若い外国人のグループもいて
たとえば旅行中にこうしたイベントに
めぐりあえたらとても幸せなことだと
感じました。

ちなみに、この後に軽く食事したあとに
友人が書道の練習をしているという?
ふうがわりなバーにお酒を飲みに行き
ました。

出会えた作品も画廊も
またご一緒してくださった友達にも
感謝、感謝の夜会でした。

とくに友人との語らいは最高でした。
絵の前でも、Nゲージの前でも(笑)

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柳田國男の世界観

民俗学のことに詳しくないので、なんとも言えま
せんが、

ちくま日本文学の「柳田國男」に収められている
「故郷七十年 抄」を読んで、

その家の歴史や家族のあり方などから、
世界感が築かれていくことを感じました。

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花紋折りのこと

子供の頃、花紋折りという折り紙を教えて
くれる人がいて、何度かは家に遊びにきてくれた
のだけど

花紋折りは、幾何学文様で、包み感じなので
中にポプリや箱型のものであればお菓子などが
入れられるような折り紙なのですが・・・

先日読んだ、柳宗理の「エッセイ」にも
花紋折りのことが書いてあって

どうやら始めた人が、内山光弘という人で
あることを知った。

我が家に来た人は、そのお弟子さんか
ご関係の方だったのでしょうか・・・

柳氏が見出し、その関係の著作がある折り紙
とは知らず、びっくりしました。

折り方の本を探してみたところ・・・

もうすっかり折り方を忘れてしまいましたが、
何かの折にチャレンジしてみようと思います。

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モバイルアート

シャネルのモバイルアートが5月31日から始まります。

どんなものかというと

女性建築家ザハ・ハディドがデザインした移動美術館が
世界を巡回するというもので、東京は7月4日まで
国立代々木競技場オリンピックプラザ特設会場にて
みることができます。完全予約制・入場無料。

サイトをみるととても面白そうで。。。ワクワク


■シャネルの公式サイト
http://www.chanel-mobileart.com/

■エキサイトのサイト
http://mobileart.excite.co.jp/

必ず行ってみようとスケジュールを奥さんと
調整しているところです。

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BINGATAYAのショップカード

図書館で返却されてきた本が一時的に置かれている
棚があって、柳宋理の「エッセイ」という本が目に入った
ので、手にとりましたら、白地にピンクの文字で
「BINGATAYA」と入ったショップカードがりました。

なんかおしゃれだなーこのBINGATAYAとは?
ということで、しおり代りにつかったカードのことが
気になり、その柳の本も借りることにしました。

誰が借りていたんだろう・・・なんてことも気に
なりますしね。

本よりも、栞で選ぶ本というのは不思議ですが
そんなことがあるのも、図書館や古書店などの
楽しみかもしれません。

ちなみに、BINGATAYAをネットで調べてみると
そのページには、

BINGATAYA(地下鉄 青山1丁目駅)
http://www.bingataya.com/

「デザイナーが手掛けるオリジナルアイテムを
中心に、選び抜いた和紙と国内外の
ステーショナリーウェア、そしてカフェを融合させた
新しい形のオンリーショップです。
《和の素材とヨーロッパのデザインの
コラボレーション》をコンセプトに、全てのアイテム
に通じて伝統と新しさを創造し取り揃えています。」

だそうで、なかなかいいコンセプトだなあ~と
思いました。

ちなみに、経営は美術系ポストカードなどを製造
している株式会社エヌ・ビー・シーという会社で
美術館のミュージアムショップなども運営している
ようです。

株式会社エヌ・ビー・シー
http://www.nbcinc.co.jp/

なんだか不思議な発見でした。

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なぜ北欧に憧れるのか?

北欧にはなぜか憧れてしまいます。
昔の日本人が、天竺(てんじく)を理想郷のように考えたのと
同じように、何か北の方にいい国があるんだあ~みたいな
憧れをつい抱いてしまうのはなぜでしょうか。

そんなことを思いながら

「デザイン好きのための北欧トラベル案内」を
めくりました。

先ほどの解はみつかりませんでしたが、
デザインばかりでなく、旅情報も結構充実して
いる本です。

そんなことを考えた日、友人からスウェーデン大使館
でのイベントの案内をもらいました。

大使館なんて・・・と思いきやサイトをみると
いろいろなイベントをしているんです。

いつか都合がついたら、現地には無理ですが
大使館には行ってみようと思います。

そしたら、なぜ北欧に憧れるのかの答えも少しは
みつかるかもしれません。

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色あせないデザイン

携帯電話のデザインの進化すごいですね。
さらに、有名ブランド携帯もどんどん日本にもやって
きそうで、デザインかブランドか・・・そんな究極の
選択に悩む場面もあるかもしれません。

ところで、デザインの新鮮さとは何かと思います。
たとえば、電車の新型車両をみて、いいデザインで
あると感じても、それは確か古い車両が登場した時も
やはり同様にデザインを評価していたと思うのです。

そうして考えると、実は多くのデザインが、時間的な
新しさで評価をしてしまう向きが、消費者にはある
ように思います。

一方で、このデザインはいつも新しいと感じさせて
くれるものもあります。

携帯電話においても、常に斬新さを失わない
そんな端末に出会えたら幸せです。

なお、成文堂新光社刊の「携帯電話のデザインロジック」
にて、

いいなあ~と僕が感じた携帯デザインは
森本千絵さんの手によるauデザインプロジェクトの
コンセプトモデル。
「sorato」と「ヒトカ」でした。

ぜったい色あせない、そんなふうに感じました。


森本千絵さん
http://www.goen-goen.co.jp/

auデザインプロジェクト
http://www.au.kddi.com/au_design_project/talkshow/070808/index.html

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クラス・ルーブル

DNPがルーブル美術館と提携し色々活動をしている
という知識はあったのですが、新聞におもしろそうな
イベントが紹介されていました。

クラス・ルーブル
http://www.museumlab.jp/activity/index.html

五反田にある
ルーヴル ‐ DNPミュージアムラボで

日本では一般初公開となるルーヴル美術館を舞台にした2006年フランス制作
のドキュメンタリー映画で、

その内容は以下、WEBより

-------------------------------------------------------------
数年前から、パリ19区のベルグソン高校の第一学年に「ルーヴル・クラス」と
名づけられたクラスがある。このクラスは、ルーヴル美術館と特別な関係を
持っている。

すべての教科においてルーヴルに展示されている作品が取り上げられるほか、
生徒たちは造形美術を学び、美術館に行って講義を受ける。

今年度は、ファンタ、ユゴ、トマ、イレルをはじめとする生徒たちが、
世界最大の美術館に取り組んだ。生徒たちは退屈したり、感動したり、
作品について意見を戦わせたりした。
映画では、生徒たちの視線を通じて、絵画を発見していく。
-------------------------------------------------------------

ということで おもしろそうなので、ぜひ行きたいと計画中です。

普段、五反田というと、TOCなのですが・・・汗

美術を楽しむ、また生活の場や学習の場など、さまざまな場面に
美術を活用する、そんなことを感じられるのではないかと、期待
しています。

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学芸会の記憶

学芸会というわけでもないけど
中学生のとき、グループで出し物をするみたいのが
あって、台本を作って練習をしていたのだけど、
内容に問題があるのでは・・・ということで、急きょ
出し物を変更したことがあった。

あまり問題はないだろうと思ったけど
いま思えば、その出来事というのは、何かする時の
判断に役立っているようには感じる。

ただ一方で、それ以来、台本を書くということとは
無縁だったのですが、

最近、お二人の方から、シナリオを作ることについて
お話をうかがう偶然があって

そのお一人から教えてもらった書き方の本を
手にしてみました。

「シナリオの書き方」浅田直亮・仲村みなみ著

それこそ子供時代にみたドラマなどを
思い出しながら、うんうんと納得しながら読み進められる
面白本です。

意外性のある主人公と、これに対峙する困ったちゃんを
人物に置くことで、そこから、自然にストリーが生まれて
いくという内容なのですが、目からウロコです。

学芸会のリベンジ、いつかしてみたいと心にささやいて
しまいました。

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建築家ライトの国内作品―ヨドコウ迎賓館

建築家 フランク・ロイド・ライト(1867-1959)って
大政奉還の年に生まれているんですね、何か
歴史的なものを感じますが、

ライトの現存する日本国内作品は

1912年 東京 帝国ホテル
1917年 東京 林愛作邸 → 帝国ホテル支配人
1918年 芦屋 山邑太佐衛門邸
1921年 東京 自由学園

のみだそうです。

そのうち、山邑太佐衛門邸は現在は、
ヨドコウ迎賓館として保存・公開されているのですが、
WEBサイトをみてよく運営されているとと感じました。

ちょうど手にした本の中に、旧山邑邸の保存・修復・
阪神大震災による修復、の経緯が記されていて、
恵まれた歴史建築とも思いました。

ヨドコウ迎賓館
http://www.yodoko.co.jp/geihinkan/index.html

神戸に行くことがあったらぜひ行ってみたいです。
もちろん、まだ都内にある自由学園明日館にも
いったことがないので、まずはこちらからですね。

自由学園明日館
http://www.jiyu.jp/

どちらの建物も、使う人に恵まれたそんなふうに
いえるかもしれませんし、その居心地を設計
できた建築家はやはりすごいとも言えるでしょう。


【参考図書】

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無常を輸出してみたら・・・

憲法記念日は過ぎてしまいましたが
いま 平和憲法である9条を輸出する活動とかありますが、
あれを文字って、「無常を輸出する」というのはどうかと
思いました。

無印良品だって WORLD MUJI で頑張っているのですから
無常だって、輸出の仕方があるのではないでしょうか。

(ちょっと無謀かもしれませんが)

松岡正剛さんの
「誰も知らない 世界と日本のまちがい
 自由と国家と資本主義」の
末尾に書いてある日本的なものを世界へという
メッセージと、

山折哲雄さんの
「無常という名の病―受け継がれる魂の遺伝子」
における無常の本質的な姿を感じながら

そんなことを思いました。
ただ一方で、山折氏が、その無常を病と呼んだように
無常の先になにがあるのかは、誰にもわからないので
これは実験になってしまうのですが・・・。

そうした部分も含めて、変幻自在な、自分をあまり
中心におかない無常の思想は、あらゆる分野で活用
できるかもしれません。


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プロ美術家になる!・・・?

プロ美術家になる! 泥棒美術学校《実践編》
(佐々木豊著)の中で、

束芋さんの名前の由来(田端家の三人姉妹の呼び分けのため)
とか、銀座の画廊の格式・・・みたいなことをへぇ~と読みながら

香月泰男を例に

「相手におもねって描いた通俗絵画は飽きられ、やがて
 忘れられるが、自分のために描いた絵は時として
 普遍性を得ることもある」

という文章を読んで、もしかしたらプロの方だけでなく、
アマチュアで仕事をしながら作品を作る方にも、良い作品を
つくる可能性はあるのでは・・・と思いました。

ちなみに画廊つながりな情報ですが、
5月30日で銀座で画廊の夜会が開かれますね。
http://www.ginza-galleries.com/

なかなか画廊には足を運べないのですが、
このときくらいはと思う次第です。

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薬師寺展に行ってきました。

なかなか週末がばたばたしてしまい、
行けなかった東京国立博物館で開かれている
薬師寺展に家族で
行ってきました。
何かとご縁をいただいた知人に感謝!

平成館のみを利用した展示なので、それほど
ボリュームがあるわけではないのですが、

・日光・月光両菩薩立像(国宝)
・聖観音菩薩立像(国宝)
・吉祥天像(国宝)

の観ごたえは十分ありました。
やっと100センチ程度の息子は、この3体の
仏像を見上げるとやはり怖かったらしく

家に帰ってから、

「怖かったので抱っこしてもらったんだ・・・」

と言っていました。確かにそうですよね。

それでも、やはり大人の目からみると
「ありのままに美しい」と思いますし、
何よりも、長い長い歴史を経て向き合える
ことの喜び、そして衆生を救ってきたであろう
ことを確信します。

ちなみに、照明を当てられ背後の壁にできた
影までもが美しかったです。

吉祥天像もじっくり拝見できました。

ただ、ゴネタイムの息子にはこれ以上はと
春の開放をしていた庭園をみてから
東京国立博物館を後にしました。

(古い茶室もあるので庭園に入ることができて
 ラッキーでした)

桃林堂で小鯛焼を買い、
芸大の休憩コーナーでジュースをねだられ、

※作曲家のガチャガチャを発見!

上野駅では、偶然にもカシオペアが停車していた
ので、電車好きな息子のために先頭車両まで
ホームを走り・・・と

アートから鉄道まで存分に堪能しました。
上野は奥深いですね~。

ちなみに、いま薬師寺東京別院でも
「もうひとつの薬師寺展」をしていますが、

そもそもの宗派が法相宗という中国創始のもの
ですし、昔のハイカラというか、東京で考える
古都のイメージとはウラハラに、何か革新的なものが
薬師寺には息づいているのではないでしょうか。

たとえば、故高田光胤管長の百万巻写経勧進
のように。

この会場でもお坊さんが、この別院の案内を
配布されている姿から、そもそもこの展覧会も
そうではあるのですが、そんなことも感じました。

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ブルーノ・ムナーリ「芸術家とデザイナー」

板橋の美術館で開かれていた
ブルーノ・ムナーリ展に行ったことがあったので
それをきっかけに、彼の「芸術家とデザイナー」
を読む。

残念ながら、その時開かれていた福田繁雄の講演を
ずっと立ち見で聴いて疲れたことと、その日降って
いた冷たい雨の記憶のほうが、強烈だけども

そういえば、途中の駅のパン屋さんで
●●円以上お買い上げの方にといったサービスデイ
で、コーヒーカップをもっらたっけ。きっと、
バザーに出してしまうのかと思うけど、娘のママゴト
セットになるかもと思ったりもしたけど、贅沢を
言えば、マグカップのほうが良かったなあ~。

かすかに、彼の印象的に単純化されたデザインの
数々がオレンジ色の太陽のように、僕の頭の片隅に
残っていて、ああこの人だあ・・・といったことを
思いながら、ページをめくった。

ちょうど、先日読んだ、コピーライターや広告人の
本の中で、芸術と広告は「こんなふうにちがうんだ」
といったことが書かれていたけれども、まさしく、
その前衛で、ムナーリが語っていたことだったのだ
と思う。

芸術家もデザイナーも、概してそれは現代の人が
定義するそれと、まさしく同じことを彼は話していて
読んでいると、どちらを職業としても、頑張れと
鼓舞はしてくれていると思う。あえて勝敗をつけるなら
デザインナーなのかもしれないが。単純に白黒が
つけられるものではあるまい。

さて、私はこんなことを思う。
デザイナーの誕生までに、人はどのくらい時間を
要したであろうか。おそらく、確立という意味では
多少、芸術家よりも遅れたと類推するのだけれど、
一方で、デザイナーの次には何がくるだろうか。

みんなが、クリエイターもどきになっていくのだ
ろうか、それとも・・・。

なかなか読み深められない、天邪鬼な本だけれども
たまに読み返せれば面白いと思う。

詳しくは出版社のWEBサイトをご覧ください。

【みすず書房】
http://www.msz.co.jp/book/detail/07329.html

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小川三知の関連本出てます。

以前、このブログでも紹介した小川三知の本が
でました。

著者は、ステンドグラス史研究家の田辺千代さん。

小川三知については、興味を持つ人が多いわりに
書籍や資料が少ないので、うれしい限りです。

ちなみに、ステンドグラスの製作会社
「松本ステンドグラス製作所」のWEBサイト内に
田辺さんのサイトがあり・・・

こちらの「研究レポート」でも小川三知の詳細が
わかります。こちらもオススメです。

http://www.stained.co.jp/tanabe/study.html

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エットレ・ソットサスがデザインした日常品展

まだ 足を運んでいないのですが、
銀座松屋「デザインギャラリー1953」で、

エットレ・ソットサスがデザインした日常品展

をやっています。

これは行かねば・・・。

それにしても デザインコミッティのWEB
さすがです。

一日見ていても 飽きそうにありません。

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国立近代美術館(竹橋)、東山魁夷展を観てきました!

生誕100年東山魁夷展のプレビューイベントに
4月28日(金)行ってきました。

Kaii_01_4


以前、この関連記事にコメントを寄せていただいた
弐代目・青い日記帳のTakさんとも会場ではじめて
お会いでき、

かつそのTakさんの素敵なお仲間の皆さんとも
少しご一緒させていただきながら、ぐるぐる
じっくり東山魁夷の世界を堪能させていただきました。

とても贅沢です!

Kaii_02_2

さて、ちなみに、3回ほど繰り返し拝見したのですが、

最初に巡った際には、
何か魁夷の作った柔らかい絨毯の上を歩いて
いるような印象を受けました。

次に巡ったときは
描かれた絵の世界に自分が入り込めるものと
そうでないものがあることが感じられ

最後に巡った時は
何か作品ごとに、自在に音を操っている力を
作品が秘めているように感じました。

【取り急ぎの報告まで】
後ほど、作品にまつわるお話でも書こうかと
思います。

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日本民藝館手帖

日本民藝館手帖(日本民藝館監修)が
ダイヤモンド社から出ていてなぜかなあ・・・と思いつつ

本をめくっていて感じたのは
これが美であると主張しているような
そんな意識を感じました。

普通は美を創るのですが
民藝は見出すようなところがあるから
あながち間違えでもない印象かも
しれません

柳宗悦の長男である宗理さんの
言葉にいいなあと思うものがありました

-----------------------------------
民藝の深奥に、人間の生活の原点を窺い
とることが出来る。また、その純粋さに
美の原泉を汲み取ることが出来る。
人間性喪失の今日、民芸の暖かみの
ある人間性と、その始原的な純粋性に、
今日の人々は甚だしい共感を覚えると
共に、過去に対する憧憬まで感じさせる。


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本当の美は生まれるもので、つくり出す
ものではない。デザインは意識活動である。
しかし、自然に逆らった意識活動は醜くなる。
なるたけ自然の摂理に従うという意識である。
この意識はデザインする行為の中で、究極
のところ無意識となる。この意識に到達
したところより美が始まる。

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伝統は創造のためにある。伝統と創造を
もたないデザインはあり得ない。伝統的な
様相を、そのまま真似ようとしたり、また、
その一部を今日のデザインに取り入れたり
することは、その因って生まれた必然性
を無視することになる。伝統の美は意識
して出来るものではない。生まれるので
ある。

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東山魁夷の壁紙がダウンロードできます

今年は、東山魁夷の生誕100年ということで
国立近代美術館で、その記念の展覧会が開かれ
ます。

東山魁夷の作品は
生前からリトグラフ作品が流通していますので、
(それも非常にいい値段で・・・)
ついついふ~うんというちょっと、斜めな目で
みてしまう所があるのですが、

それでも、やはり生の作品には触れたいな
と思い、たまたまプレビューイベントの
参加者募集をしていることがわかったので
締切直前に応募してみました。

その結果、当選通知が届きました。
当たるって嬉しいですよね。ラッキー!
こちらの様子は、後日報告させていただきます。

さて、今回のこの展覧会は、上手にネットを
使ってPRをされていると思います。

一例
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・ブロガー向けプレビューイベント
 (僕はブロガーではないですが・・・)

・壁紙や携帯の待受け画像のプレゼント

・一般の人から作家・作品に対する
 メッセージの募集

・音声ガイドの一部、視聴サービス
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【リンク】東山魁夷 展


それ故、小生などはそのイメージから
開催場所を勝手に新国立美術館と
思い込んでしまったくらいです。


これから次にどんなサプライズが用意
されているのか、期待してしまいます。

追伸:この展覧会にあわせて関連書籍が怒涛のごとく
   刊行されていますね。以下ご紹介です。

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小川三知のこと

昨日(3/16)の新日曜美術館で、ステンドグラス作家の
小川三知が紹介されていました。

このブログでも記事を書いた
別府の聴潮閣の作品も紹介されていて嬉しかった。

ちなみに、聴潮閣にはほかの場所にもステンドグラスがあって
(作者は不明ですが)いいなあ~と思ったりしたのでした。

さて、この番組の最後に紹介されていた、
小川三知の弟の方の眼科病院に小川三知のステンドグラスが
用いられているということで、そのビルをネットで調べました。

「クロサワビル」<黒沢ビル(上野2-11-6)>というらしく
現在は、国登録有形文化財になっているようです。

詳細URL
http://www.city.taito.tokyo.jp/kouho/kouhoutaitou/904/904html/8men.html

このWEBによると内部は非公開のようですが、
それでも上野であれば近いので、今度足を運んで
みようかと思います。

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モバイルサバイバル

モバイルに明るくなりたいと、2冊手に
しました。

◆恩蔵直人,及川直彦,藤田明久
「モバイル・マーケティング」

◆本田透「なぜケータイ小説は売れるのか」


タイトルからはどちらもマーケティング
ぽかったので(まあ、一方はズバリです)

ケータイ小説のほうは、ちょっと文学論
ぽくて、これはこれで刺激的でした。

なんといっても、ケータイ小説にあった
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活版印刷

ルターの宗教革命

物語のパーソナル化

自ら物語を編纂(ケータイ小説はここから)

新しい物語の誕生
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という流れの帰着部分にケータイ小説を
位置づけるていたり、
また、都市と地方の情報格差が、
リアリズムをもとめる地方女子に熱烈的に
受け入れられているという視点、
が新鮮でした。

そして、その2冊から考えたことは

モバイルの有用性は否定しませんし、
まだまだたくさんの未知な領域を持っている
ことは疑いようのない真実で、しかも、
それは我々の手に委ねられているわけですが、

普通のコミュニケーションツールが、
いろいろな形でメディア化していった中で、
モバイルはあまりにも究極すぎて、

(もっとスゴイモノがでてくると思います)

モバイル/ケータイが、自分を映す鏡の
ような存在になっていくのではと思い
ました。(秘部化とでもいいましょうか)

そしてそうなると、どこかの時点で、
メディアとしての機能は消滅せざるえない
と感じました。

その時に、コミュニケーション活動の領域で、
企業がどのように動くかということは、
想像以上に難しいのかなあと思いました。
そんな意味で「モバイルサバイバル」と
タイトルをしてみました。

ちなみに、この「モバイルサバイバル」
定常的に勉強会なり研究会でもやってみよう
かと思案中です。

さて本のご紹介。

◆恩蔵直人,及川直彦,藤田明久
「モバイル・マーケティング」

マーケティングエッセンスから丁寧に、
モバイルのことを紐解いてくれています。
よく整理されていますが、小生には
活用事例の分類がいまひとつよく理解
できませんでした・・・汗

◆本田透「なぜケータイ小説は売れるのか」

ケータイ小説に欠かせない7つの大罪とか、
ライトノベルとの比較など、とても興味深い
ことが書いてあります。

活版印刷からはじまる物語の発生により
我々が自我を手にしていった経過などが
とてもわかりやすく書いてありました。

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気持ちのいいデザイン。

廣村正彰さんの、

「デザインのできること。
 デザインのすべきこと。」

をパラパラとめくる。


難しいことはわからないのだけど
デザインの本にして重圧ではなく
とても気持ちいい。

そんなことを思いました。

力を入れるところと
抜くところのバランスが
なんとも心地いい
そんな感じかなあ・・・

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宮脇檀 旅の手帖

建築家 宮脇檀が旅行の際に書き留めた
スケッチが収められている

「宮脇壇 旅の手帖」(宮脇彩、彰国社刊)


僕は結構、宮脇檀の文体が好きで、
また、まっとうなことを言っていると
感じることが多かったので、
そのスケッチの本というのは嬉しかったです。

そこで初めて、氏が旅先のホテルの部屋などを
巻尺をつかって実際に計測し、見取図などを
書いていたことを知りました。

(スケッチには部屋の見取図だけではなく、
 美しい風景や建築物、人物など描かれています)

職業的な興味は当然でしょうが、ここまですると
だいぶ滞在先の記憶は定着するであろうと思いま
した。そして何よりも、氏なりのその国の懐に入
る儀式のようなものではなかったかと感じました。

大の大人が、夜な夜な部屋のあちこちを計ってい
る風景も笑えはするのですが、とても、親しみの
あふれる光景に思えました。

いつか、うちの奥さんと旅行することがあったら
巻尺を持参してみようかと思います。

その前に、そんな旅のスケッチに値する宿を予約
できるのかと問われそうでもありますが(笑)


いい言葉をピックアップ
---------------------------------------------
つくり手の手を感じ取る一番早い方法は自分が実測
してみることである。目で見ていただけでは分からな
かった形の意味や、寸法の秘密が次第次第に解け
ていく快感は実測者だけが知っていること。

「手の跡を読む」(新建築 1989年1月号)


旅について・・・

まず目標を設定すること。目標を設定していさえすれば、
必ず何かは収穫はある。逆に、何の意識もなければ
何も見えない。テーマを持って出かけるのとそうでない
のとでは、収穫が10倍は違うのだ。

「建築家の眼」(世界文化社 1988年)


ある建物が感動的であるとしたら、なぜだろうか
(感じてみた上で)考えてみる。分析してみる。
裏にある哲学を理解する。そしていま、自分のして
いる方法がその線上にあるかどうか比較してみて
乗っていればその線上でどこまで近づけられるか
を具体的に考える。

「日曜日の住居学」(講談社 1995年)

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純潔を信じますか?

普通に純潔であることが当たり前と思って
いたのですが、この純潔という概念、日本では
大正時代に発生したと、デビッド・ノッターの
「純潔の近代」には書かれていました。

難しくて、よくわわかりませんでしたが、
普遍的に思えるものの中にある
不確かさのようなものがうかがえて、
人間とはこんなものかなあといった
考察を得ました。

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乾隆年製のラーメンどんぶり

森 浩一さんの「古代史おさらい帖」を
読んでいたら器の底に「乾隆年製」と書かれた
ラーメンどんぶりの話がのっていた。

さてさて、我が家のラーメンどんぶりの底にも
こうした年号が書かれていて、一緒に、○○商店なんて
入っているんだけど、すごいものかなあ~なんじゃこれ
といろいろ思いながらも見過ごしていましたが、
この本を読んで謎がとけました。

ちなみに、乾隆(けんりゅう)とは、清の6代皇帝の時代で、
18C頃のようですが、このほかにも、大明年製・洪武年製・
成化年製・道光年製などが出回っているらしく、

それらは、氏によると、明治のころから、荻の島の陶工が
中国の年号をデザインのひとつとして使っていたらしいです。

ちなみに、それよりも以前の近世の陶器にも、「大明年製」の
字が付けられていて、それらは調べると伊万里で作られていた
ことがわかったとのことでした。

おそらくは、デザインのひとつとして、ありがたい年号を
思いつきで使ったのでしょう。ここまでくると明るい偽装です。(笑)

さて、この本は、考古学の碩学がわかりやく古代史について書いて
くれているので、おもしろいのですが、

記紀や銅鏡、鉄剣などに記された年号をキーに展開されている
ので、このラーメンどんぶりの話から、年号と向き合っていく際の
心構えを得られたとあり、学者の視点に関心しました。

■荻の島 ・・・ 岐阜県瑞浪市の 荻の島窯跡
          明治初年から明治22年の間操業していた。
 

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出光美術館にて

出光美術館にて開催中の

「王朝の恋 ―描かれた伊勢物語―」を観て来ました。

伊勢物語を題材に描かれた名品の数々を展示し、美術館を
めぐりながら、物語も伝わってくるといった感じの構成に
なっていました。

本来であれば、絵をみて、これはココの場面だね・・・と
言える素養がないとつらいのでしょうが、真面目に伊勢物
語を読んだことはないので、絵をみているのか、添えられ
た解説を読んでいるのか、という状態ではあったのですが、
限られた紙面で、場面を的確に伝える絵の構成力はすごい
なあなどと感動したりしながら、みました。

それと、常設の陶片室で、唐津などの陶片をぼんやり
みながら、

名もない職工が絵がいた花びらに美が宿るように
自分にも何か残せるのだろうかと・・・

そんなことも思いました。


出光美術館
http://www.idemitsu.co.jp/museum/index.html