カテゴリー「歴史」の8件の記事

2013年10月28日 (月)

日本の神様

古事記、日本書紀などに登場する日本の神々の話を
時系列で紹介してくれる 日本の神様 面白かったです。

神社の写真などもあり、時々、ここに行ったことがある!
とか、自分の性格に似た神様がいたりして
神様の名前を読むのは難しいのですが 楽しい一冊でした

それにしても、こうした想像力と構想力、政治的な色彩も
ないわけではないのでしょうが、どんなふうに神話が
つくられていったのだろうかと思わずにはいられませんでした。

例えば、大和朝廷への統一の中で、その地域や部族が
信仰する神様をこのように処遇してくれといった交渉が
あったのだろうかなどと考えると楽しかったです。

もちろん、それらの神様のご利益にすがりたいのも人情
お参りの際には 願い事について神様とお話をしてみたい
そのようにも思いました

2013年5月 1日 (水)

国宝大神社展 観てきました!

Daijinjya_01


先日、東京国立博物館で開催されている 国宝大神社展を観てきました。
駅のホームでみかけたアドボードで「大神社」という文字をみると、
これはなんだろう・・・ と思ったのですが、

よくよく足を運んでみると国内有数の神社の宝物が集まっており、神無月
ではありませんが、各地の神社の宝物が東博に集まっていることを
そのようになぞらえてもいいくらいでした。

■大神社展ホームページ
http://daijinja.jp/

個人的に圧倒されたのは 鹿島神宮の直刀で平安時代のものです。
このように美しいものが宝物として眠っていることを知りびっくりました。
また、鹿島神宮にも興味を持っていて、なかなか行けないなあと
感じていたときだったので、偶然に驚きもしました。

Daijinjya_02

このほか 神社の宝物は その形から意図あるいは神意を直観させる
造形が多く、春日神鹿御正体や神坐像などみていると、私たちも
古代人と同様に、同じ心の動き方をしているのではないか
そうしたことを思いました。

Daijinjya_03

Daijinjya_04
このほかにも、以前、うかがったことのある宗像大社の宝物を多数みることが
できてうれしかったです。

宝物の中に、石を削ってつくられた舟の形代があったのですが、これは
海上交通の安全を祈り神への供物として作られたものなのですが
その素朴さに 祈りのカタチの 素直さを感じたりもしました。

なかなか これだけど宝物が一同に会することはないと思います。
旅気分にもなれますし、次の目的地を探すことができる場所にもなる
かもしれません。

おすすめの企画展です。ぜひ、ご覧ください。


※会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。


2012年7月15日 (日)

みたままつり 行ってきました

Facebook上で 友人の多くが みたままつりに行ってたので
なかには ちょうちんの 献灯もされていたり・・・
すごい!

ということで 近くに用があったので夜行ってみました。

とてもきれいである一方、遺族会からの献灯などをみると
遺族の方も高齢化されているのだろうな・・・とか

さまざまなことを思いました

夜なので 若い人で 結構にぎわってもいましたし
どこか戦争を感じさせる雰囲気も当然あるわけですが

ふと思うと、どのような形であっても、戦中の様子を広く
市民に伝える場所として 機能している施設が、
あまりなくて、広島や長崎の原爆についての施設や
沖縄の施設を除くと

とくに東日本エリアにおいては、靖国神社のような
存在しか見当たらないのではないか

昭和館やさまざまな施設があることはわかるのですが、
ふと通りがかりに、そのことを知らしめてくれるような
存在として思うと そう思うのです。

なかなか難しい問題ではあるのですが、もしかしたら
これからは 英霊の場所 だけではなくて
事実を語る場所としての役割も果たしていく可能性が
あるのではないでしょうか。

みたままつりは 失われた命を慈しむおまつりのように
思います。その事実と向き合うことも私たちのつとめで
あるように感じます。

2012年4月 3日 (火)

日本の銅像 金子治夫 著

金子治夫さんという 写真家の方が 全国の銅像を撮影された写真集

日本の銅像

とても面白く眺めています。

全国を旅した気分になったり、同じ場所にいっているはずなのに
その銅像とは対面していなかったことを知って悔しい気分になってみたり 

神話の人物や天皇、武将、僧侶、経済人、文化人

こうした人たちが、この国を作ってきたのか・・・と思ってみたり

もっとも銅像が建立される背景も時代により異なるようです。
当初は、国家的な意味合いだったものが、アニメのキャラクターが登場
したりして、まちおこしの観光資源としての性格を持つものも出てきた
ことが指摘され、なるほどと思いました。

ちょうど、近所に 坂本龍馬像がありますが、普段は気にしなくても
ふと、龍馬だったらどう考えるか・・・といった着想のきっかけを
その像から与えられることがあります。

そうしたことと重ねて考えてみると、銅像の傍らに息づく人々の生活も
この写真集から想像できるのではないか、そのように思いました。

2012年2月12日 (日)

大富豪の金言

たまたま 図書館にあった

客家大富豪の教え 甘粕正著

甘粕というと 甘粕事件のあの甘粕・・・と思ってしまうのですが
書かれている内容から なんとなく著者はその関係者ではと
思いつつ

著者と客家の大富豪との出会いが物語風に書かれていて
その中に 大富豪の教え が書かれているというストーリーに
なっています。

目次を追うだけでも役立ちそうですが

第 1の金言 運は親切をした相手の背中から来る
第 2の金言 許すことを知れば運命は変えられる
第 3の金言 退却は重要な才能なり
第 4の金言 何を始めるかに最も時間を費やすべし
第 5の金言 ビジネスには大義名分が必要なり
第 6の金言 準備していなかったチャンスはリスク
第 7の金言 小さい約束こそが重要なり
第 8の金言 家族を蔑ろにする者は成功せず
第 9の金言 お金に使われず、お金を働かせるべし
第10の金言 50人の仲間が成功の核心となる
第11の金言 金鉱ではスコップを売るべし
第12の金言 安売りは必ず終わりがやって来る
第13の金言 嫉妬は成功の敵、愛嬌は成功の素
第14の金言 物事は因数分解して考えよ
第15の金言 汗ではなく考えることこそが富を生む
第16の金言 笑顔はコストゼロの最良戦略
第17の金言 「ありがとう」は必ず声に出すべし
第18の金言 欲望に忠実になるためにこそ禁欲的に

なかなか 参考になります
こんな時代ですが、ときに民族や血脈が政治や経済を動かします。
それでも それらの主人公が多数を占めないことでバランスも
とれているのですが 少数が多数をコントロールするということも
あるわけです そこには細心の注意があって

まさしく こうした金言かもしれませんし
もっと表には出てこない金言もあるのだと思います

そうした 金言や信条、ひらめきを いかに得ていくか
またそれを実践するかが 現代人に与えられた宿題なのかも
しれません

2012年1月 1日 (日)

関 裕二さんの 東大寺の暗号

関 裕二さんの 東大寺の暗号

東大寺の暗号

ちょっと お正月なので 歴史ロマンでもということで
読んでみました

歴史上の人物が縦横無尽にでてくるので 苦手な分野では
あるのですが、東大寺創建にかかる 聖武天皇・光明皇后の想いを
著者が読み解きます

いつの時代にも政策には 様々な人間模様があるわけですが、
当時の人たちの思惑の中には 家とか血縁なども色濃く
まさに政争が繰り広げられていたわけですが、
そうした中、これを超越しようとする想いが東大寺には秘められて
いたようです。

著者からの聖武天皇と光明皇后への親愛も伝わってきます。

近くに住んでいたら 本書を片手に それぞれの寺院を
じっくりみてみたいと思いました。

2011年10月 2日 (日)

昭和のくらし博物館

大田区にある 私設の博物館

「昭和のくらし博物館」の本をみつけました。

■昭和のくらし博物館
http://www.showanokurashi.com/

昭和のくらし博物館には たまたまのご縁があって
何度か足を運んだことがあります。

その時の雰囲気は、ただ建物や展示品が昭和というだけではなくて、
たたずまいや学芸員さんとの語らいの中にも、昭和の良さのような
ものが残っていたように感じました。

今はどうかわかりませんが、(きっとそのままだと思いますが)
とても懐かしく本を手にとりました。

ある時代だけを美化する必要はないのだけど
それでも、近くの過去と今の自分や自分を取り巻く環境を
冷静に考えるとき、昭和を意識するのは当然で
また必要なこととも思います。

個人的には 自分の小さい頃とか 亡くなった祖母のこととか
そうしたことを思い出したり、考えてみたりとなります。

さて、本書の中で、昔の絵葉書ブームのことや
西洋便器の普及過程の記事など 面白かったです。

また、昭和のくらし博物館に行ってみたくなりました。

2011年7月18日 (月)

歴史のエアーポケットで賢く生きた女性  梅澤恵美子著「不比等を操った女」

この前 歴史小説かな 小林恵子著 「空海と唐と三人の天皇」を読んで、

古代史というか 奈良時代とか平安時代のころの歴史ミステリーとも
言える 憶測が憶測を呼ぶというか 調べれば調べるほど着想が湧くという
このジャンル とっても おもしろく感じています。

そこで 今回 梅澤恵美子さんの
「不比等を操った女 ---県犬養三千代、反藤原の野望」
を読みました。

歴史にお詳しい方に比べれば、読み方もおぼつかない昔の天皇や后、
その臣下たちといろいろな名前が出てきますが、歴史年表も頭にはない
自分にはつらくもありますが、

それでも、やはり 歴史の中に 堅実な想像力をもとに推測されていて
そしてそれがとても自然であり、かつそう考えるとある人の行動が
うなずけてしまう・・・という説得力をもって書き表されている
ことに、ただただすごいと思うし、読む価値はあって 実際おもしろいです。

県犬養三千代(あがたいぬかいのみちよ)は、藤原不比等の妻であり、
聖武天皇の皇后、光明子(後の光明皇后)の母親です。

法隆寺にある、橘夫人厨子にその名前が残っているのですが
あまり歴史上有名な方ではないと思うのですが、確かに聖武天皇や光明皇后が
歴史上成しえたことを考えたときに、この人の存在があったのではと
うらなせるような、生き方がここにはつづられています。

皇位継承をめぐる外戚間の戦いの中で、運命に翻弄されながらも、
自らを失わない生き方をなされた人であったように本書より
感じました。

こうした仮説から歴史を見つめる作家の作業はとてもすごいです。

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