カテゴリー「心理学」の12件の記事

2013年2月17日 (日)

墓守娘

カウンセラーの信田さよ子さんの

さよなら、お母さん 墓守娘が決断する時

を読みました。

なるほど 親離れ・子離れ というけれど 母親と娘の関係も
難しいものなのかもしれません

もちろん、親子の葛藤や 心理的な衝突はどこの家族にもあると思う
そうしたものと どのように距離をとるか 解決をしていくか

もしなやんでいらっしゃる方がいるとしたら、この「墓守娘」の概念は
かなり 役立つのではないでしょうか

ただ どのくらいのボリュームでこうしたことが起きうるのか
私にはわからず、何とも言えないのですが、例えば 家内と娘の
関係で何かおきるのか もちろん 私と息子との将来においても
何か起きるのかもしれませんが そうした事案を冷静にみていく
姿勢を こうした著作から学べたらと思いました

2012年11月 4日 (日)

信田さよ子さんの『家族の悩みにおこたえしましょう』

臨床心理士の 信田さよ子(のぶた さよこ)さんの本は
なるべく読むようにしています

それは カウンセラーとして 嘘を言っていないように思うし
例えば 男性でも 女性でも その性差をもとに決めつけたような
発言もなく

事実を客観的に、そして人間の本性とは言わないけれど
こういうときは、だいたいこうなるもの・・・といった部分を
とても丁寧に語られていて理解できるので

カウンセリングの門をたたいて、混乱するよりも まず
何か困っている方がいらしたら 信田さんの本をどれでも
よいので 読むといいのかな と思います。

もちろん、カウンセリングなどの助けは 必要と思えたときに
行動した方がいいと思うし、追い詰められている人には
その自分自身の感覚しかないと思うので他人がどうこうとは
言えないのですが

それでも、もし今、精神的には健康だと思える人がいたら
やはり その時こそ 読んでおくといいと思います。

人は熱気味なことは経験としてわかるし、会社を休むとか
病院にいくとか、薬を買うとか それなりに建設的な
対応ができるのに

心の問題となると 多くの方が そのようには建設的に
踏み出せないし、また建設的な方法というものが 以外とない
とも感じます。

精神修養で論語を読むとか 信仰を持つとか
こうした鍛錬も必要なのですが、これは武器を手にすることで
あって、

何も武器を持たずに攻め込まれてしまった状況が 心の病では
ないかと考えています。

そのように、丸腰になってなおも心を犯されるときに
どう生き抜くかということについて 備えておくことは誰に
とっても必要なことのように思います。

今回、信田さよ子さんの『家族の悩みにおこたえしましょう』を
読みました。

これは、想定される相談に答える形で記載されていますが、
そこの回答内容は、ただ答えるだけでなく、理論やこれまでの
研究事例などの要素もちりばめられていて とても参考になります。

ここの部分は自分の心理的な状態にも当てはまるな・・・といった
部分が、相談内容としては直接関係なくとも随所にあります。

その意味では、読書を通じて心の屈伸運動をしているような体験です。
おすすめの一冊です。

2012年5月 2日 (水)

コーチングについてのメモ

日経文庫の

はじめてのコーチング 市瀬博基著

ここから 僕むけにエッセンスを・・・
コーチングをするような立場になるわけではないですが
何事も勉強ということで

※リンクは参考になりそうなサイト

■リーダーシップのPM理論

http://leadershipinsight.jp/dictionary/words/pm_theory_of_leadership.html

■指示・命令から質問・提案へ

■コミュニケーションの影響度
 非言語(ボディランゲージ55%、口調・呼吸のペース38%)
 言語(話の内容7%)

■GROWモデル
 Goal:目標を設定する
 Reality:現状を明確化する
 Option:行動計画を検討する
 Will:意欲を高める

■傾聴
 第1ステップ:自分の声を聴くこと
 第2ステップ:相手のことばの向こう側に身をおくこと(環境・感情・行動)

■目標を評価する指標:SMART
 Specific:具体的
 Measurable:計測可能
 Achievable:達成可能
 Realistic:現実的
 Time-framed:時間枠

■SCAMPER発想法
 Substitute:代用する
 Combine:組み合わせる
 Adapt:適応させる
 Modify/Magnify:修正する。拡大する。
 Put to Other Use:他で使う
 Eliminate:取り除く
 Rearrange/Reverse:並べ替える。逆にする。

2012年2月 3日 (金)

タモリさんすごい!

なぜ、タモリさんは「人の懐」に入るのが上手いのか?

を読んで

改めて タモリさんって すごいと思った

実は タモリさんのことをよく知らなくて
それでも タモリ倶楽部は よくみていて と 小さいころは
友達の輪 とか やってたなあ。。。みたいな接点しかないのですが

Wikiで経歴を調べても 保険の外交員から 喫茶店の雇われ店長、
ボーリング場の支配人と 様々なことをしながら
芸能界へのきっかけもつかんでいく

その実力をみとめた人たちもすごいのだけど
やはり 本人もすごいなあと思った

おそらく その才能は、はじめてその来歴を知る中で
関わった人への感謝が何よりも大きなパワーの源になっているのでは
ないかと感じた

ただ、そのパワーがテレビにうつる彼の姿からは直接感じさせない
特有の美学

なぜなら その感謝をテレビに持ち込まなくとも プライベートで
示していけばいいものだし そんなものをいちいち望むような
メンツが彼を支持したわけではなくて もっと器が大きい人たちが
彼を支えて まるで器どうしが共鳴しているような
そんな楽しい世界があったのではないかと思った

本を読んでどうにかなるものではないのだろうけど
それでも つい 秘訣はないかと ページをめくってしまいます

リンク: 空気を察するタモリさんの魅力。多彩な顔を持つタモリさんが24年前に語った「生き残れないタイプ」とは - 速報:@niftyニュース.

2011年12月18日 (日)

頭と心と体 - うつに向き合う前に-

昨日、久しぶりに 高野山の東京別院の阿字観実修会に行ってきた。
なかなか土曜日の朝というのは身動きとれないし、時間を許してくれた
家族には感謝しなくてはいけないのだけど

その実修のあとで、指導されている先生のお話を聞く時間があって
そこで 人は肩から歩くようになると横柄になったり慢心だったりと
してくるので 肩は気をつけたほうがいいですよ・・・といった
お話があった

心が先か 頭がさきか 体のこうどうが先か それはわからないけど
それぞれが きっかけであり、結果であるように思えて
普段、何気なくおもっている自分というものを 頭と心と体に分類して
みると何やら物事がわかってくるのではないかと思った

ちょうど、ダライラマ・ラマ14世の

「空の智慧、科学のこころ」では 般若心経のことが解説されていて
空とは何か・・・といったテーマが扱われていて これを読み進めると
もう少し何か考えられるのでは・・・と思いつつ

また、

「それは「うつ」ではない-どんな悲しみも「うつ」にされてしまう理由」
アラン・V・ホーウィッツ/ジェローム・C・ウェイクフィールド著

では、

アメリカ精神医学会(APA)が発行する精神疾患の診断・統計マニュアル 第4版
について、様々な角度からその疑義が精査されていて

冒頭にあった
アーサー・ミラーの「セールスマンの死」の主人公 ウィリー・ローマンの
見解について 初演当初は社会問題だったものが 再演されたときは精神病扱い
とみなされたという挿話があって 一つの同じ事柄でも社会変化の中で うつ病へと
昇華していくことは確かにありえると思った

そう考えると、よほど現代人は 自分のメンタルを守るための知識を
持ち合わせていなくてはいけないのではないだろうか

たとえば、いまの日本でとりあえず うつ病の診断書があれば 投薬や休職など
フォローの体制はあるだろうが、それですべてが解決するわけでもない
一時的な逃避行にしては良く出来すぎていて 言い方は悪いが、逆に人を
追い込んでしまうようなことはないだろうか

こう考えた時に、人間の頭と心と体がそれぞれ別で しかも関連を持っている
とすると何か工夫ができるとおもう

心が病んでいる とおもって 心だけを治癒しようとするのではなくて
体のことを考えてみるとかすると 結果的に良好なことになるといったことが
現実に感じられたらいい。

2011年9月11日 (日)

しつこい怒りを消すために -自分中心心理学-

しつこい怒りが消えてなくなる本
石原加受子著

この本、とてもわかりやすくて、人間関係なのでストレスを抱えて
悩んでいる方には、おすすめです。

著者は「自分中心心理学」という考えをお持ちなのですが、
「感情=エネルギー」ととらえて、

なやみ、怒りも 感情の生産と考えて、その主体は自分であり、
自らがそのエネルギーの生産や蓄積、解消ができる主体として
取り組んでいく方法を本書にてアドバイスしています。

■怒りへの考え方
 苦しい気持ちを抱いてしまうのは、自分の意識が、常に他人に注がれていたから。
 自分に注ぐと自分の中にある悪質な感情を霧散させる唯一の方法。

■しつこい感情を溶解させる方法
・どんな自分であっても、認める。理想は 私を好きになる。
・自分のどんな感情、どんな気持ちも受け入れて味わい、実感する。
・誰よりも自分の意志を尊重し、それを実感する。
・自分のために、自分を表現して生きる。

■自分中心の会話のレッスン
・自分の気持ち、感情に気づく。
・自分の「~したい。したくない」といった欲求に気づく。
・自分の「好き嫌い。快不快」といった感情を基本とする。
・相手より自分の意志を優先する。
・自分の気持ちを基準にして、「断る。引き受ける」を心から認める。

■メモ
 自分の目的達成や願望達成のほうに焦点を当てる

それほど、嘘がないかと思いますので ご参考まで

-----------------------------------------------------------------------

読後の感想として、職場で良く見かける女性の仕事の仕方って
案外、この本にてアドバイスされているようなスタイルが多いかと
思いました。

女性の方が、自然とこうしたストレスをため込まない働き方を
身につけられているのかもしれませんね。

2011年6月18日 (土)

真面目なのに生きるのが辛い人  加藤諦三・著

加藤諦三の本というと 恋愛に悩む人向けに書かれた本を
イメージしてしまう

それは それなりにお世話になってきたからだけど

今回、加藤諦三さんの

「真面目なのに生きるのが辛い人」

とても参考になりました。

そもそも まじめな人ほど 生き抜くい現代かもしれませんが、
その理由とか 解決方法とか を示してくれています。

端的にいうと

自分をよくやったとほめて、より自分の適性にあった
努力をしていく

誰かに対する敵意により
自らをみつめていくこと そのことに取り組んでいれば
うつ病の抑制にも効くのではないかと思いました。

本書より
------------------------------------
いたずらに栄光追求を核とする自己理想化で自分を
救おうとするよりも、自分の育ってきた過程を反省して、
自分の内面の欠陥を発見すること。
これからは幸せになるための努力をすればよい。
自分の適性にあった努力をすればよい。
自分の適性を探すにはそうしたらよいか。
それは、もし自分が母なるものを持った母親の元で成長
したなら自分は今何をしていただろうかと考えることである。
あんな人たちに誉めてもらおうとする努力は決して
していなかったはでである。
------------------------------------

2011年5月 8日 (日)

つながり についての 社会的深層心理  そして ネットの役割

インターネット上の つながり や ソーシャルメディア  こうしたテーマを扱った
新書3冊を 平行して読んでみました


1)池田純一著   ウェブ×ソーシャル×アメリカ
2)佐々木俊尚著 キュレーションの時代
3)山竹伸二著   「認められたい」の正体


これら 3冊により インターネット上でおきている つながり のブームを
地理的にだったり、国内の最新トレンドだったり また 利用者である私たちの心理状況
などから探ってみると とても面白いことに気付きました。

それは自由が与えられた環境の中で、我々はそれゆえに客観的な評価が得られにくく
なり、狭い社会における承認を得るための努力をしながら、一方でネット上の
SNSやブログを利用して広い承認を得る営みを行っているという点です。

ある意味の愚かさと賢明さが同居しているように思いますが、まさしくこうした矛盾の
中にある進歩が文明なのかもしれません。

ただ注意しなくてはならないのは、その文明の進歩に生身の人間である我々が
ついていけない状況があるということです。最近のうつ病等の増加の要因には、
こうした承認の欲求のコントロールがうまくできない点もあるようです。

逆に、こうした事柄を 心の問題であると同時に、社会構造の問題として説明していかないと
このような状況に陥った方には、インフォームドコンセントが十分ではない状況が生まれて
いるようにも思います。

狭い社会から得られる承認は、そもそも信頼に値する承認というよりは、
その場かぎりの承認であることも十分に予測できます。(会社の評価などがよい例かもしれません)

それゆえに、もう一つの社会となってきたネットとその人の関わり方をサンプルとして
その人の心の状況を読み解いていくといった 鏡のような役割が、これからの
ネットには求められるのかもしれません。

 

2011年5月 4日 (水)

睡眠時間の目安はどのくらい?

朝活や早起きの本をいろいろ読んできて
なかには 4時間で と 書いてある本もありました。

ただ、これまで何も実践できなかったのですが

久保田競著
「あなたの脳が9割変わる! 超 朝活 法」


こちらを読むと、人間の睡眠は7時間がよいという論文が紹介されています。

これは アメリカの精神医学者 クリプケ(Kripke)の睡眠時間と死亡率の
関係についての調査からわかったことだそうです。

【参考:久保田氏へのインタビュー記事】
http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/03/28/brain/index.html

このほかにも、この本では、では その最適な睡眠を手にするには
どうしたらいいか、特別なことではなくて、すごく当たり前のことが なぜ必要なのか
その理由と一緒に書かれているので とてもわかりやすく また やる気も
起きてきました。

おそらく、こうした雰囲気そのものが 朝活 の成果なのかもしれません。

また、こうした生活の改善が 脳によい影響も与える、そして日々の活動にも
良い影響が起きるということで 正のスパイラルを生み出すことがわかります。

うつ病などで苦しむ方にも、その予防策として ご覧になるといいのでは
ないかと思います。薬による処方だけでなく、自らの生活に変化を取り入れていく
そうした きっかけを 与えてくれる一冊です。

2011年4月 2日 (土)

怒りをコントロールする、怒りを乗り切る呪文

「怒りのセルフコントロール
―感情への気づきから効果的コミュニケーションスキルまで―」

マシュー マッケイ
ピーター D ロジャーズ
ジュディス マッケイ

この本によると怒りには2つの種類があるそうです。
自分に向けられるものと 他人にむけられるもの
そして どちらの怒りも原因は自分にあって
コントロールすることで より幸せになれる
それは 怒りがもたらす不利益よりに比べて
よりよい人生へのステップとなる
そういうことが語られ またそのためのレッスンがわかりやすく
書かれています

その中で、やりやすいと思ったのは 2つ

1つ目は、「怒り日記」をつけること
ノートを1冊買って、24時間で怒った回数、一番怒ったときにどのような
攻撃的行動をとったかといったことを数値で示す。

2つ目は 怒りに襲われたときに 次の乗り切り呪文の 1つか2つを
唱えてみるというものです

1、私は、私たちの間に起こることに責任がある。
2、責めてもしかたがない。新しい方法を試そう。
3、これについて私は何ができる?
4、今の方法をつかっている限り、これ以上のサポート、援助、思いやりは、得られない。
5、自分にとって利益になるようにしてやらねば、人は変わらない。
6、この状況で、相手を変えるために私は何ができるだろう。
7、私には気に入らないかもしれないが、この人にとっては最善の問題解決策方法を用いているのだ。
8、誰もが、自分自身のニーズの面倒をみる責任がある。
9、私の選択肢は、順応するかあきらめるかだ。
10、被害者となるのは子供だけ。私にはいつも選択権がある。

この10の呪文 なかなか 怒り の本質を表していると思います。
自らを見据え、達観し、あきらめを持ち、選択をおそれない。

これに 生きる知恵 みたいなものが 加わったらいいのかなあと
感じる部分もありますが、

もし、いま怒りを感じている方がいたら 試されてはいかがでしょうか。

最近のトラックバック

2014年8月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ
フォト

いつか読む本