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2014年5月26日 (月)

こども展―名画にみるこどもと画家の絆

森アーツセンターギャラリーで開催中の
「こども展 名画にみるこどもと画家の絆」展をみてきました

会期:2014年4月19日(土)~6月29日(日)
URL: http://www.ntv.co.jp/kodomo/


※以下、掲載する写真は美術館より特別に写真撮影の許可を得ています

この「こども展」 子どもだけというのは不気味かも・・・と
少し敬遠はしていたのですが、前評判もあって気になっていました。

パリ・オランジェリー美術館で大好評だった展覧会「モデルとなった子どもたち」
(邦訳)を日本向けに再構成されたものと聞いていたからです。

そして、実際に観てみて、多くの人をひきつけた理由がわかったように
思いました。

ルソー、ルノワール、モネ、撮影許可はありませんでしたが、ピカソやマティス
など、有名作家がそれぞれ身近な子どもの姿を描いています。
わが子であったり、その友人や一族の子どもであったりと・・・

また、父親である画家がわが子を描けば、その子も画家にという
流れで、それらの作品もおそらくは画家の家に代々、大切に伝わった
ものではないかそんなことにも思いを巡らしました。

そうして観ていると、普段の彼らの作品の作風の違いを超えて、
何か画家が子どもに抱く、愛情や想いを強く感じました。

一方、モデルとしての子どもたちは、あまりにも純粋すぎて、作家たちが
握っていた絵筆も彼や彼女たちの純粋さに負けてしまって、どことなく
角のとれた、柔らかい表現にもなっているようでした。

子どもたちを前に、嘘をつけずにいる画家の姿が想像できて、案外、
描くのが難しいのが、子どもたちだったのかもしれないと思いました。

展覧会の会場全体で、同じテーマでありながら、すべて異なる
子どもたちの表情がそこにはあって、日頃の自分の生活に立ち返って
みると、

自分の息子や娘も、親である私が期待するようには、一様でなく、
日々変化し成長していることを気づかせてくれました。

画家が子どもをみつめた眼差しのように、
私たちも子どもを見つめなおす必要があるのではないか、
そうしたメッセージを私はこの展覧会で受け止めました。

よかったら、ぜひ、ご覧ください。

少年や少女であった頃の自分に出会うような、
そんな瞬間もあるかもしれません。

Kodomo_1
手前:アンリ・ルソー ≪人形を抱く子ども≫

Kodomo_2
手前:ピエール・オーギュスト・ルノワール
≪ジュリー・マネの肖像≫

Kodomo_3

右:ピエール・オーギュスト・ルノワール
  ≪ジャン・ルノワールの肖像≫
中:ピエール・オーギュスト・ルノワール
  ≪道化姿のクロードルノワール≫

Kodomo_4

クロード・モネ
≪青いセーターを着たミッシェル・モネ≫

Kodomo_5

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