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2014年3月11日 (火)

シルトの岸辺 ジュリアン・グラック作

ジュリアン・グラック(1910年7月27日 - 2007年12月22日)はフランスの
作家である。

フランスで権威のある文学賞、ゴンクール賞に選ばれながら受賞を拒否した
という経歴の持ち主でもあるそうである。

岩波文庫より、彼の「シルトの岸辺」(安藤元雄訳)が出ていて、手にした。

架空の国のある港の沿岸警備をまかされた中流貴族の息子の物語
といえばいいのだろうか、詳しく詳細を示す筆力がないのだけど
SF映画あるいは、日本の数多くのアニメの原作のような
空想的でかつロマンティックな印象を抱かせる作品で、引き込まれるように
読んでしまった。

文学的な詩人の性質をもった青年と、ちょっとい破天荒な上流貴族の娘。
また、国家を陰であやつる長老とたたき上げの青年の上司。
なんだか、アニメにもありそうな人間模様を想像できませんか?

また、常にすべてを理解させてくれないような、不思議な感覚があり、
日本のアニメの世界のような印象をさらに深くしたのだと思う。

グラック論のようなものは、大学の紀要などを検索すると少量だけど
でてくるので、それらを読んでみると面白い。

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