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2013年9月16日 (月)

ルーヴル美術館展 -地中海 四千年のものがたり‐

東京都美術館で 9月23日まで開催されている
「ルーヴル美術館展 -地中海 四千年のものがたり‐」を観てきました。

■公式サイト
http://louvre2013.jp/

ルーヴル美術館のコレクションはすごいです。
そして今回の展覧会では、通称「ギャビーのディアナ」のように、初めてルーヴルの館外で展示される作品もあり、とても貴重な機会となっています。

今回は主催者の許可をいただいて撮影することができましたので、写真とあわせて感想を記します。

まず、多神教のギリシャ時代、ローマ時代の様子から、キリスト教の誕生と発展。また、覇権の拡大とともに始まったオリエントとの融合。これらをつぶさに感じることのできる品々。とても素晴らしいです。

とくに、神像や皇帝の彫刻。テラコッタの副葬品などの様々な品々で顔が彫られたり、描かれたりしているのですすが、当時の生活の中で人々と共にこれらがあったことを想像しながら拝見すると、何か時空を超えてその時代に迷い込んだような気分になりました。

Louvre2013_01_5
左:赤像式アンフォラ ミュソン(画家) 前500-前490年頃 テラコッタ
右:カルピス(水瓶):ギリシャの英雄ヘラクレスによるエジプト王ブシリスの殺害
  クレオフラデスの画家、前490-前480年頃、テラコッタ

Louvre2013_02_2
 

ディアデマ(宝石入り帯状髪飾り)を冠したエジプトの地母神イシスの頭部
ローマ(?)、150-200年、大理石

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左:エジプト女王クレオパトラ7世
中:イシス女神の姿で表されたエジプト女王クレオパトラ7世
右:エジプト風に表されたエジプト女王クレオパトラ7世
※クレオパトラ7世の在位は前51‐前30年

Louvre2013_04_2
タナグラ人形
イタリアからトルコに至る墓地や聖域から出土している
テラコッタの女性像。

とても優美で綺麗。テラコッタの素朴さもあってひかれました。

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手前:最高神官としてのローマ皇帝アウグストゥス(在位 前27-後14年)の肖像
    前27年頃、大理石

Louvre2013_06_2
手前:エジプト最後の女王、クレオパトラの自殺、1690年頃、クロード・ベルタン
右奥:エジプト最後の女王、クレオパトラの自殺、1500-50年頃
    ジョヴァンニ・ピエトロ・リッツォーリ

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アルテミス:信奉者たちから贈られたマントを留める狩りの女神
通称「ギャビーのディアナ」、100年頃

「清楚な容貌と肩に手をやる自然なたたずまいが美しいこの彫像は、ギリシア風の短い衣装などから、狩りの女神アルテミスとされています。18世紀、スコットランドの画家ハミルトンが、ローマ近郊ギャビーで発掘しました。紀元前4世紀の名高い彫刻家プラクシテレスの様式を汲む作品の、ローマ時代の貴重な模刻です。1808年にルーヴルに収蔵されて以来、初めて館外に出品されます。もちろん、日本初公開となる、ルーヴルの傑作のひとつ」 公式サイトより

後姿も素晴らしいです!表情をどの角度からどれだけみても新鮮で息がとまります。

Louvre2013_09_2

墓碑:夫婦の別れの場面
アテネ、ギリシヤ、前400年頃

とても美しいレリーフで何度も何度も見てしまいました。
墓碑にみとれるのも変なのですが、とても美しかったです。


幸せな時間でした。もし当時に暮らしていたとしても、すべての文物を一同に見ることは不可能なはずですが、こうして鑑賞していると本当に旅をしているような気分になりました。
古代の人々が何を美しいと考えたのか、どのような歴史や風土がその背景にあったのか、そうしたことを意識しつつも、美しさに素直に反応する自分もいます。

そうした感情とともに良質な時間を過ごすことができとても幸せでした。

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