国宝大神社展 観てきました!
先日、東京国立博物館で開催されている 国宝大神社展を観てきました。
駅のホームでみかけたアドボードで「大神社」という文字をみると、
これはなんだろう・・・ と思ったのですが、
よくよく足を運んでみると国内有数の神社の宝物が集まっており、神無月
ではありませんが、各地の神社の宝物が東博に集まっていることを
そのようになぞらえてもいいくらいでした。
■大神社展ホームページ
http://daijinja.jp/
個人的に圧倒されたのは 鹿島神宮の直刀で平安時代のものです。
このように美しいものが宝物として眠っていることを知りびっくりました。
また、鹿島神宮にも興味を持っていて、なかなか行けないなあと
感じていたときだったので、偶然に驚きもしました。
このほか 神社の宝物は その形から意図あるいは神意を直観させる
造形が多く、春日神鹿御正体や神坐像などみていると、私たちも
古代人と同様に、同じ心の動き方をしているのではないか
そうしたことを思いました。
このほかにも、以前、うかがったことのある宗像大社の宝物を多数みることが
できてうれしかったです。
宝物の中に、石を削ってつくられた舟の形代があったのですが、これは
海上交通の安全を祈り神への供物として作られたものなのですが
その素朴さに 祈りのカタチの 素直さを感じたりもしました。
なかなか これだけど宝物が一同に会することはないと思います。
旅気分にもなれますし、次の目的地を探すことができる場所にもなる
かもしれません。
おすすめの企画展です。ぜひ、ご覧ください。
※会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
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