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2012年10月10日 (水)

ガルブレイスを読んだつもりになってみる・・・

よく 何かお話を聞いたり、読んだりすると 

「アメリカの経済学者 ガルブレイスによりますと・・・」 といった
引用が語られることが多く

まるで、ドラッカーはこう言っているという場面と似ていないわけでも
ないのですが、それはさておき

ガルブレイスとは?ということで 岩波現代文庫に収められている

中村達也著『ガルブレイスを読む』を手にしました。

主著作から引用されている言葉にはとても共感を覚えるものが
多くあったのですが、それ以上に 中村氏の 経済学史の解説が
とてもわかりやすく、ガルブレイスの批判的精神と相まって、
なるほど 経済学者たちは ある時代の一点をこのように評したのか
という部分がわかり、面白かったです。

もちろん、もっと読み込む必要もあるのですが、経済の上に住んでいる
我々にとって、私たちのあり方を 経済学の視点でとらえることは
無駄ではないように思いました。

それは矛盾を認めたり、さらなる疑問を持つことになるのでしょうが
客観視して 時代を乗り越えていく その胆力を養うのには
経済学は いい学問ではないかと思います。

一方、大学の定員自体では、大方の方が大学に通うことができる時代と
聞いていますが、高校生のころにこうした学問的魅力のはじめを味わう
ことができれば、その後の学生生活も職業人生も大きく違うのではないか
そのようにも感じました。

おすすめの一冊です。

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