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2012年3月 5日 (月)

生駒山 『生駒の神々』 宗教社会学の会編

奈良の生駒山には宝山寺がありますが、そのほかにも多くの
寺社があり、中には朝鮮寺と呼ばれる在日朝鮮人の方からの信仰を
集めているところもあるとのことで、さながら宗教の密集地域であることを

宗教社会学の会編 聖地再訪 生駒の神々 変わりゆく大都市近郊の民俗宗教

にて知りました。

聖地再訪 生駒の神々: 変わりゆく大都市近郊の民俗宗教

これは、宗教社会学の会が、1985年に『生駒の神々』を出版しており
ここに掲載されている宗教施設を中心に改めて、生駒の調査をしたもので

昔ながらの講や信者が減っていく反面、スピリチュアルブームで
若い人が団体で寺院に押し掛けたり、小グループで瀧行にやってくる
また、石切神社近くの占い店の様子

はたまた後継者がいない宗教施設を大阪の建設会社が手に入れ
その宗教法人を主体として霊園経営をしているなど

大都市圏からすぐの聖地ではあるけれど 古くからある信仰の地も
現代の世相がみられることが よくわかりました

それでも、関東にいるとわかりませんが、このブログでも
大阪の民間信仰の本を読んだことを紹介しましたが、
西日本のこうした民間信仰の根強さは 怪しい新興宗教に対して
免疫を高めてくれる役割にもなるのではないかと思います

生駒の宗教施設も 初代に何かしら霊力やカリスマ性があって
信者を得てお寺を創建する

※お寺といっても一般の住宅に祭壇があるという感じのものが
 多いようです。

そして、その初代が鬼籍に入るころには、信者も高齢化してきて
徐々に静かになっていく、代替わりが上手くいかずに
すたれてしまうことも多いようで、そうしたことで新陳代謝も
繰り返すのですが、修験道の修行の山であることからも
わかるように、一定の自然が 宗教の暴走を止めてくれているようにも
思います。

また、新たに創建されたお寺も多くは、古くからの仏教の
宗派の末寺や教会といった位置づけにあるものもあり
そうしたことで統制がとられているように感じました

なかなか、関西に行くことはないのですが
時間があったら 生駒山に行ってみたいです。

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