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2012年2月26日 (日)

詩人の役割

小森陽一とアーサー・ビナードの

泥沼はどこだ 言葉を疑い、言葉でたたかう

この本の中から なるほどと思った一節をご紹介

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言葉の本質はどこにあるか、使われている言葉と現実との
ギャップがどうなっているかということを(中略)専門分野関係なく、
みんなで協力して点検して、それで言葉をぐいっと引き寄せなければ
いけない。その仕事は詩人の仕事であり、(中略)言葉を使って
生活しているあらゆる市民はみんなそこを考えなければいけない。

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大人が自分の責任をとらないようにしようと押し隠しているところを、
子どもたちは批判し、追及し、同じ言葉は使いたくないと思っている。
大人が「子供の言葉が乱れている」というのは、そんな子どもに
痛いところを突かれて、ムカツクからだと思う。思春期の子どもの
言葉のあり方こそ、大人の鑑ということです。

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あまり普段、詩人について 考えないのだけど よく外国の歴史を
調べていて 帝国から独立を勝ち取ったような国の文学をみると、
国民的詩人といった詩人が登場しますが、日本で国民的詩人というは
ちょっと思いつきません。

それは言葉で何かに抵抗していくような歴史をあまり大きくは
持たないことの幸いでもあったと思いますが、一方で詩というものを
遠ざけているのかもしれません。

この本を読んでいると 日常に潜む詩人的な役割の必要性を
感じます。

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