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2012年2月 8日 (水)

キュレーター のこと  難波祐子さんの本から

アート全般が好きなので といっても 何かセンスがあるわけでは
ないのだけど

キューレターで 東京都現代美術館学芸員も務められた 難波祐子さんの

「現代美術キュレーターという仕事」

に紹介されている事例がとても参考になり、勉強になった

もし自分に小さなギャラリーが持てたら こんなことをするのに
とったアイデアが すでに行われていることがわかったり、これから
何度も何度も読み直したいことがたくさん詰まっています。

さて、難波さんは キュレーター を以下と定義しています

「展覧会企画をおこなう人、そして展覧会を通してなんらかの新しい
提案、ものの見方、価値観を創りだす人」

この定義にすべてが縛られるわけではないのですが、そもそも新しい
価値観がなぜ必要なのでしょうか?

それは 人間が 呼吸を求めることと同じことなのかもしれませんが
一方で、新しい=良い ではないし 単に 時代のサイクルが
なされているということもあるので

新しい価値観至上主義では いけないとおもいますが、
それでも、人間は 本能の中に 新陳代謝を求める部分があって
アートはその先端で 毒にも薬にもならないところで
新しい提案をしていくことに 大きな役割があるのかもしれません

例えば、芸術作品が生み出されるスピードで
会社の人事制度がコロコロ変わっては 誰もついていけずに
大変なことになりますが、アートであれば罪はありません

最近 ビジネスの世界でも キュレーション という言葉が
よく聞かれるようになりました。

これは 当然に 新しいものを できれば無理なく 楽に
手中に収めて 利益としていきたいという願望の表れかも
しれませんが

真摯に作品に向き合うくらいの 真剣さと気合いくらいは
本家の キュレーター に見習う必要があるのではないか
そのようなこと この本に記されている現代美術を支えてき
来てくれた方々の取り組みから思いました。

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コメント

nobuさま
ポジティブなご感想を頂きどうもありがとうございました。
拙著が何かのお役に立てているなら嬉しいです。
プロフィールを拝見しましたが、私も社会起業的なことに関心があります。
アートには関わりつつも、「展覧会」に代わるような新しい枠組みを模索している今日この頃です。
難波祐子

難波さま

コメントを寄せていただき ありがとうございます!
キュレーターのことだけではなくて コンパクトな本なのに
現代アートの入門編ともいえる はじまりの部分から
わかりやすく書いてくださっていて とても役に立つ本と
感じました

また、こうした出会いを通じて 手放せない一冊になっていく
生意気なようですが、そのことがうれしくもあります

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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