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2012年1月15日 (日)

書行無常 藤原新也著

先日、電車の隣に座った人が おもむろに写真集を広げた
別にAKB48とかではなくて モノクロのスナップだ

写真集って 珍しいなと思ったのと 写真家は誰だろう
とすごく気になった

まあ 隣だから なんとなく目に入るし、写真集を
電車で観ようとする人、ちょうど書店で買ったのか
知り合いからもらったのか とにかく その持ち主は
どんな人だろうなどと思ったり

普通に 自分が 写真集を手にしたり、写真を観に行ったり
するのと違って

逆に様々な関心が沸き起こった

そんな顛末があったからか知らないが、

藤原新也さんの 「書行無常」 を読んだ

その土地に行って感じたことを書にして その作品と
その土地が撮影されているのだけど

中国で撮影されているものは なんとなく 無印良品の広告ポスター
のように感じられて

逆に そのほかの 宮崎の口蹄疫の傷跡や 東日本大震災の被災地など
はとても心に響く

最初は 書体の荒々しさから 拒否感もあったのだけど
写真のトーンの優しさ 一方で ゆるぎない冷静で覚悟のある画角、
写真の後につづられている解説文を読むと

真摯に被写体とその背後にある物語に向き合ってきたことがわかり
それらに直面して吐き出された言葉の重みにうならざるをえない

思えば 感じた言葉を書にしたためる
このブログも たまにそうしたことを書いているけど
そうした行為が写真を通じて 芸術の域で 1冊の本となっている
うらやましくも思った

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