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2011年12月 4日 (日)

イッセー尾形さんの一人芝居

イッセー尾形さんの一人芝居の舞台 はじめて観てきました!

舞台をご覧になられている方はわりと年配の方が多いなあという
印象を持ちましたが、若い方もいて ファンの幅広さを感じます
幕が開く前も 閉まったあとも スタッフの方と観客との関係も
とてもアットホームな感じがして
イッセー尾形さんの舞台独特の雰囲気かもしれませんが
なんかいいなあ~と思いました

個人的には住んでた田舎があまりにも田舎すぎて
何かコンサートでも地元有志が実行委員会を組織しては
東京から誰かを呼んでくるという感じだったでの
この雰囲気は懐かしく、また好きなテイストです・・・。

さて、ウィキペディアに掲載されていたイッセー尾形さんのプロフィールによると、
幼少時代を福岡・小倉、長崎と過ごされていて、ちょうど仕事で半年くらい小倉に
いたことが僕自身があるので、何か親しみのようなものを持ちました

そして作品や一人芝居の性質も、どこか地方から東京に来た者の眼であったり
「大阪のお笑い」に対抗して「九州の演劇」というわけではないのですが
都市の観察者のような視点があるし、またそれゆえに地方でも都市でも、
また都市の近郊でも、とにかく“住む人”に優しい眼差しを感じました。

その優しい眼差しから、物事の主張ではなくて、笑いを紡いでいく。
笑いの手法で観て手に気づかせていくこと。それはとても難しい作業では
ないでしょうか。

舞台は喜劇であり、その演技を笑いながら、ときにこれは自分だなあ~と
思わせる、その巧みな演技に、どれだけの鍛錬があってのことか想像も
つきません。

たとえば、歌を歌われる場面があるのですが、その歌を聴いて自然と
その情景がイメージできてしまったときに、演技力は歌唱力にも宿る・・・
と思いました。

そうした才能の輝きが、もっともっと一人の役者さんを見続けたい、
見届けたいと思わずにはいられなくするのでしょう。

一人芝居の良さというのは、そうしたファンの想いを裏切らずに、
役者さんを舞台で一人占めにいしつつ、アイドルのおっかけでは終わらない
妙のようなものがあるのではないでしょうか。

その妙は、もちろん舞台そのものの魅力であり、イッセー尾形さんの舞台では
さらに、客席で笑う人たちどうしの競演というか、落語などに似ているかも
しれませんが、一緒に笑ってる楽しさや、笑いの性質がつねに良質なものである
という安心感のようなものであるように感じました。

僕自身は素直に自分が面白い!と思う時に笑ったのですが、隣の席や近くの人の
笑うタイミングや笑い方、そうしたものも観察してみるのも楽しかったです。
そしてどの笑いも嫌なものに聞こえない、そのことは、とてもすごいことです。

舞台と向き合って上質の笑いを得られることくらい幸せなことはありません。
また、拝見したいと思うし、季節がら寄席でも行きたいな~と思ってみたり、
はたまた、もっと僕自身人、他人を笑わせることに少し一生懸命になってみようかな
と思いました。

ひとつの舞台との出会いがその人の人生を変えることがあるように、
今日の舞台にも何かたくさんの示唆があったように思います。

願わくば、じわりじわり、ゆっくりでいいのでその余韻を味わっていきたいです。

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