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2011年12月22日 (木)

アートの流動性

東京都現代美術館のチーフキューレターをしている
長谷川祐子さんの

「なぜ?」から始める現代アート(NHK出版新書)を読んで

現代アートの所在のなさのようなものを感じて
逆に 漂流や流動性に 現代アートの本当の価値があるのでは
ないかと思いました

普段、キューレターが 自ら企画した展示について説明を聞くのと
違って 現在アート全体を論じていらっしゃるのでとも面白いです。

なかなか アートの概念を活字にできることって すごいと
何度も読み返しているのですが、

著者の長谷川祐子さんの眼識の鋭さをとても感じました

たとえば こんな文章の中にそれを僕は印象を持ちました。

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アートは、時を超えて生き残る「通時性」と、共有する
現在(いま)をときめかせる、いまをともに生きるという
「共時性」の2つの力をあわせもっている。
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アートと私たちの生を考えるにあたって、身体と知性が
一体となっているという考え方、つまり、メルロ=ポンティが
いうところの「身体知」が重要なキーワードであると
考えている。
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おすすめです。

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