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2011年12月16日 (金)

忠誠心、このやっかいな美徳  エリック・フェルテン著

忠誠心、このやっかいな美徳

エリック・フェルテン著

この本を読んでの感想は、

人は物語の中で生きるか、はたまたそんな物語の人物ではなくて
人間として生きるか その選択をするときがあるのではないか

後者を正確にいうと 他人の物語を読む読者となるという表現が
適切かもしれません

この本に結論はおそらくなくて、矛盾や偶然、愚直に忠誠を誓う人や
そうではない人、はたまたその忠誠を利用する人など
身近な物語や 歴史の中からそれらを浮き彫りにしており

エリック・フェルテン は ウォール・ストリート・ジャーナル紙の
コラムニストなのですが、名コラムの集合体のように読みました。

しかしそこで、じゃあ 自分がどうすれば・・・という解は得られなくて
冒頭ののような印象を持ったのです

たとえば、ある本を読んで 著者は真面目に書いているので
とても高い忠誠心なわけですが、読者が熱心な読者であるか、そうではなくて
いい加減な読者である といったことと 似ているかと思いました。

忠誠心 を 別の言葉で表現すると、それは、その人が生きる上で
重要としている“心根”のようなものと感じます。

その心根が どこに向いているのか、そうしたことを振り返ってみるのも
ときに大切ではないでしょうか。

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