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2011年11月 6日 (日)

親鸞のこと

法然や親鸞には あまり縁がなくて
これが菩提寺の宗派が浄土宗や浄土真宗であれば違ったのですが
そうでもなく

たまに芝の増上寺を訪れると念仏をささげる姿があって
念仏のお寺だったのだと思うこともあったのですが

親鸞や蓮如がブームなときがあっても
それでも自分自身でその教義や思想、彼らの人生について
知ろうとはしませんでした

だから 新潮社の とんぼの本 の 仏教入門シリーズの中の1冊に

『親鸞の「迷い」』梅原猛・釈徹宗 があったときに

親鸞の迷いというけど、お坊さんが迷うのだろうか
何について迷ったのか ということが タイトルへの疑問として
湧いて、読むことにしました。

親鸞の人生、それは多くの方がご存じのとおりで、
エリートコースを歩んだわけではないし、僧として公式に妻を持ったりと
穏やかな人生を歩むよりは、波乱万丈であったと言えるのではないかと
思います。

迷いと改めて言われると、何かすごいことのように思うのですが、
そうした誰にでもある普通の人生の中にある迷いと同じレベルであった
としても、

その解決方法を必死に模索し、その上、さらにそれを常に自問する
取り組みもまた、迷いであったかもしれないと感じました。

常に湧きおこる迷い故に、いつでもまっすぐに、その道を歩むことが
できたのではないでしょうか。

冷静に思うと、教義がシンプルだったせいで、逆に門徒の中に
いろいろな解釈が生まれて混乱したり、妻帯したために、跡目相続の
ようなものが付きまとったりと、結果、自身の選択が引き起こした
混乱もあるように思いますが、そうした姿は現代人にも似ているように思いました。

親鸞をイメージすることは、現代人にとって身近な道しるべを
得ること同義のように感じます。

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