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2011年10月 2日 (日)

般若心経について

この前、ヘルマン・ヘッセの シッダルダ を読んだ。
これは 仏陀周辺の求道者の話だったけど

http://hibiteki.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-c31e.html

それに近いかもしれないけど

苫米地 英人  の 超訳 般若心経 を読んだ。

ここれでは、日本での通説、般若心経がインドから中国を経由して
日本にもたらされたという説ではなくて

中国で作られインドにもたらされたという説が紹介されていました。
実際、Wikipediaにもそう書かれていて、特別な説ではないようです。

(参考)アメリカの仏教学者 ジャン・ナティエ の論文要旨
 ・元になる経典「二万五千頌般若経」(にまんごぜんじゅはんにゃきょう)
 ・これをもとに中国で「般若心経」が作られ、インドに伝えられる
 ・インドでサンスクリット語に翻訳されチベットに伝わる 

また、最後にある 「ぎゃてい ぎゃてい ~」の部分は
マントラとしていて、苫米地氏は、シュメール文明(メソポタミア文明)
にこのマントラがあってシルクロードを経由して、中国・インドに伝わった
のではないかとしています。

この本では、空 の解釈について苫米地氏の説が主に紹介されています。

端的にいえば、無 と 空 とは異なる概念であり
空 は 有 も 無 も包摂する大きな概念であるということで
しょうか。

経典そのもの起源や解釈の論争よりも、著者がしめしているのは
こうした経典やマントラをとなる主体の心の働きが真のときに力を発揮する。
幸せをもたらしてくれる、そして その幸せとはどのような状況かと
解き進めます。

おそらく、般若心経を繰り返し、また時々に唱える過程で自然と
気づくことが多くて、個人的にもその内容と食い違いは少ないのでは
ないかと思いました。

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