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2011年1月29日 (土)

司馬遼太郎、アジアの中の日本

文藝春秋から出ている 司馬遼太郎対話選集 の第5巻 「アジアの中の日本」を読んで
さて、今、司馬遼太郎に匹敵する 作家がいるとしたら 誰だろうと思いました。

日本人は 他の国の国民のように 国民的作家とか 歌手といえば 美空ひばりとか いるの
かもしれないけれど、その国のの知性を表すような存在を得にくいのではないかと感じます

逆に 外国の知識人からは 十分評価されても 自国の民が それを意識しないといった
作家も多くいるように思います

そこに 国民的 と形容されるか いなか もあるのですが 司馬遼太郎は絶妙のバランスで
その国民的作家であったのではないかと思うのです

この対話集の中で もちろん それ以外の様々な形で 司馬遼太郎の 日本観の中に
何か危険性をともない 存立している 国の姿が よく描かれています

また、日本の他国に比べての特異な点、このあぶり出しがとても上手になされています。

そして そのことに対する 我々自身の解がさだまっていないことも意識せずには
いられなくなるのです


さて、韓国の 李御寧氏との対話の中で、李氏が日本には原理のようなものがない
ということを主張されているのですが、なるほどと思いました。
宗教が根幹にあるわけでも 革命によって主権を得たわけでもない
こうしたことに メリット・デメリットを司馬遼太郎は切り分けて考察を加えていますが
この視点はとても 面白いし 役に立つので いろいろな事例でこれを考えてみたいと
思っています。



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