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2010年8月24日 (火)

スウェーデンボルグと日本

日本思想史と書かれた書名をめくり、まっさきに「スウェーデンボルグ」の
名前がまっさきに飛び込んできて?と思う

その本は安藤礼二の「場所と産霊 近代日本思想史」

僕が、場所や産霊といったキーワードがわかれば最初から疑問は
なかったと思うのですが、仏教や民俗学、鈴木大拙や西田幾多郎、
折口信夫たち、また鈴木の前に渡米した仏教僧たちの知の系譜、
がよく説かれていて、当然、すべてをすくいとれてはいませんが
学問的な著者自身の見解も興味深く読みました。

僕としては、明治から昭和にかけて 一瞬のように知性がまたたき
歴史の中にあってそれを極めていった知性たちが とても
うらやましく思うし、現代の思想社会をあと100年後くらいに
かえりみたときにどのように評価されるのだろうかと思いました。

僕自身が思想家になるということは まずなくて
誰かの言葉に耳を傾けることができればという程度ですが、
過去の思想家たちもただただ孤独であったわけではなく、
人間が思想を手にしていくこと、またそれを支えることが
人間にできることを教えてくれるように思います。

その意味で職業的学問が多くなってしまっている場合も
あるかもしれませんが それすらも一つの知性の培養で
あればと思います。

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