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2010年8月14日 (土)

三低主義

隈研吾と三浦展の対談「三低主義」
読むべき本だと思う

ただ 読んだところで何を得られるかはわからない

あまりにも 二人の知識の幅が広く深く、社会文化論であり
都市文化論のようなものであり、最後は生き方のようなものまで
含めて対談が進むから

タイトル通り、何かバブル華々しいといった建築や好みよりも
高層ビル、ハコモノ から脱却した 地に足のついた建築や
生き方を人々が得ようとしている事象は語られているけれど

その変遷のようなものから、何を提示するかというと
少し乏しいように感じる

「ああそうか」「こんなふうに」と時流をみるのには
適切だけども では未来はという部分についての 主張は少ない

たぶん 輪廻ではないけれど 風潮のようなものが ぐるぐると
循環するのではないかと そう行間からは予想するけど
果たしてとおもう

いま人間が与えられている問題は
すでに 欲望の思考が停止した中で 次にどのような欲望の種を
心にまくのか ではないだろうか

そこまで 研ぎ澄まされた選択しか 与えられていない人々の苦悩を
救うのか 救わないのか そんな命題が 建築にも 都市計画にも
与えられているように感じる


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