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2009年12月31日 (木)

アラビア湾にマングローブの森を育てている日本人、玉栄茂康氏

マングローブの森を海にという取り組みは
なんなく耳にしたことがあって、国内でも事例があるのでは
ないかと思うのですが、

「アラビア湾のマングローブ革命」山本春樹・著 を手にして
アラブ首長国連邦にて、マングローブの森と水産資源の開発を
30年近く手がけていらっしゃる 玉栄茂康氏を知りました。

この玉栄氏、返還前の沖縄から島根大学への留学、
長崎大学水産学部大学院でのエビ養殖の研究、
青年海外協力隊(マレーシア)、大手食品会社を経て、
JICA専門家としてアラブ首長国連邦へ・・・
と書けば平坦ですが、とてもデコボコ・たくさんの
波乱に満ちた経歴をお持ちでとてもブログには書けない
のですが・・・

■詳しくは琉球日報のサイトへ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-104176-storytopic-86.html

そうした事柄や、ここで紹介されている玉栄さんの
生き方をみると、人間には逆境が必要なのではないかと
思わずにはいられません。

しかし、玉栄氏が経験した逆境の代償がどれだけの
人命によるものだったかを思う時、安易にそれを歓迎
することはできませんが・・・

国際社会の中で、とくに不正が横行しかねない
(相手国の問題が大きいでしょうが)なかで、公明正大に
プロジェクトを進める胆力は、歴史が個人に焼印を
押したような、とてつもない信念でなければ身につかない
のではないでしょうか。

これを戦後生まれの自分に置き換えてみると、よほど孤独
で弱い個人が何か判断をしなくてはならないときに、人間
の弱さに負けないほどの何かを手にしてきただろうかと不安
です。

いたずらに危険を求めて放浪するわけにもいきませんが、
ですが、世界を相手にするとき
現在進行形で血の混乱の記憶を持つ者とも対峙する
ことはあるわけで、その時に、負けないだけのもの
それを日ごろの社会生活や家庭生活、歴史などから
得るということを平穏の中にすること、それはとても
大変なことだし、人類の歴史の中でも実験的なことで
あるはずです。

我々に課せられた命題は、日ごろの豊かさと反比例して
とても難しいことなのかもしれません。

ですが、それを頑張っていく。
その水先案内人となってくれるような日本人は
確かにいるのですから。

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