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2009年10月27日 (火)

14歳からの経済学

竹中平蔵氏の「14歳からの経済学」を読む。
ちょうど、郵政民営化の方針が転換されそうな中で、
あれはなんだったんだろう・・・といった気持ちもあって
民営化のプロセスや考え方が語られている部分も
あって、なるほどと思った。


さて、郵政の民営化は、ああ言えば、こう言うのような
片方からの議論にもう片方が多い重なるような
そいうのを“水掛け論”というのかもしれないけれども
混乱の要素が、意外と素直に描かれているのではないかと感じた。

郵便貯金の金融としての活用方法を語り、一方が、郵便局の活用
事態を範囲の経済で語るような、どっちつかずな経済への理解が
その混乱をひどくしてしまっているような・・・

そもそも、郵便制度が始まり、そこに貯金が重なったりと
日本特有の歴史をもっと研究した上で、考えていくことをしたほうが
よいのではないかと思いまいた。

いま、多くの国民が、郵政民営化について現況を語れると思うのですが、
その歴史としては、簡易郵便局の話くらいで、そこでなぜ貯金が
取り扱われるようになったり、保険であったりと、その過程を検証
できぬままに、しやすい議論に終始しているように思います。

という私自身、何も郵便の歴史はわかっていはいないのですが、
なんとなく感じるのは、貯金箱(なぜか預金箱とはいいませんね)に
小銭をためるような感覚では、誰も幸せにはならないこと。
それはグローバリゼージョン故もありますが、お金の価値が変動する
中で、その人の労働や日常をどのような指標で示すかが不安定な中で
郵便局や郵便貯金のような存在は、人々に錯覚を与えるし、それに
酔うことにもリスクはあるし、それを捨て去ることにもリスクが残るという
究極の選択のような状態に我々が置かれているということでは
ないでしょうか。

その中にあって、本来、政治が示すべきものは何か。
それが経済学の講義だけではいけないけれども、何の裏付けがない
ようでも困る。その追い込まれたところに、さまざまな政策課題があり
その一つが 郵政民営化のだと思った。

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