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2008年10月24日 (金)

美術館は誰のものか:美術館と市民の信託

2001年から2002年に開かれた
「美術館長のためのハーヴァード・プログラム」にて
欧米の著名な美術館の館長たちによる連続講演会
「美術館に対する市民の信託」をもとに編集された

「美術館は誰のものか」ジェイムズ・クノー編

とても大切にいしていきたい1冊と思いました。
美術館の運営者たちが、市民が芸術作品と接することの価値を深く
考察されていて、その背景には、美や芸術に対する真摯な思いが
感じられ、

私自身、もっともっと深く作品と向き合うことができるのではないかと
反省しました。

本の中にあった、ある美術館長が引用した
ルネサンス美術史家ジェイムズ・エルキンズの言葉をご紹介
します。

「絵画は好きでも、一枚の絵に恋をするような経験がないというのは、
何を意味するのか。明らかに表現のために作られたものを眺め
ながら人生を過ごし、それでいて涙を流すほど感動した経験が
一度もないというのは、どういうことなのか。私はまだ確かな答えは
ない。しかし、わかっていることはある。愛のない人生は安易な人生
なのだ」

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