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2008年9月25日 (木)

柳田国男が考えていたこと

ひとにはいくつかのテーマがあると思う。
たとえば、カレーライスが好きでゲーテも好きとか
脈絡があったり なかったり

僕はそんなテーマの一つに、
宮沢賢治と柳田国男というのがあるのですが、
今日読んだ、日本経済評論社からでている
評伝 日本の経済思想のシリーズの中で

藤井隆至著
「柳田国男―「産業組合」と「遠野物語」のあいだ」

はとても面白く、役立ちました。

以前、柳田国男に詳しい方から、生家のことなどを
聞いたのですが、その時の内容から考えても、
一般の評伝にはしないとありながら、思想形成上欠かせない
要点は詳しく書かれていて、

さらに交友関係や大学での研究の様子や
官僚時代の様子など網羅されていて、その人となりが
わかると同時に、柳田国男が農業政策をどのように
考えていたのかを始めて知り、もし農政があの当時
にでも、柳田の考えていたような路線を実現できて
いたら、現代の農政も少しはちがったのではないか
などと思いました。

そして柳田の思想する「協同組合」の欠かせない要素を
当事者である農に携わる人々に伝えるのが、遠野物語など
一連の柳田の著作であるとしています。

この本には、柳田の人間の本質を究めることから農業協同体の
あり方を問うた姿勢から、現在の社会政策立案のあり方を問う
という一面もあれば、

一方で、官僚としての仕事の合間に、私的な時間を研究に
用いたり、勉強会をしたり、と鉄人的な活動をこなした
柳田の姿そのものが、現代に生きるビジネスマンには大きな
刺激を与えてくれるように感じました。

おそらく下手な自己啓発本を読むより、よほどいいと思いますし、
私自身、残された時間で何かしていかなくてはと思いを新たに
しました。

ちなみにネットサーフィンをしていたら、こんな会をみつけ
ました。柳田国男ファンの方はぜひ・・・

柳田国男の会
http://homepage1.nifty.com/yanagita/index.htm

※僕はいまのところ入る予定はありませんが・・・

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