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2008年8月31日 (日)

影は変化(へんげ)する

絵画の始まりは
旅ゆく愛しい人の影を壁に書き写したからではないか
そんなことが いま読んでいる本の中にあった。
これ自体は、昔の思想家の説らしいのだが

古代の人が花を美しいと感じたように
影を発見したことはとても意味があるのだろう。

ちなみに、いま読んでいる

「影の歴史」
ヴィクトル I.ストイキツァ (著)

に紹介されている絵画の中には、本来はそうならない
ような影、意図的に自然ではない影などが描かれている
作品が紹介されていて

人間が影を得たことにより、自然では無理だけども
意図的に影を変化させることができるようになったの
だと思った。

もちろん写真でもそうで、ストロボの位置を工夫すれば
商業写真などでは当然だけども影を自在に操る
こともできる。

そんな本を片手に、たまたま
日曜日、都市と農村の交流について考えるイベントに
行ってきたのですが、

都市と農村を対比させることがよくありますが、
それは光と影のような感じて安易に比較をする
けれども、どうもそうではなくて、

絵画を描く人と同じように、自然の対比に従う
ことなく、光も影も自由に作り出すことができる
のではないかと思いました。

何を光とし、影とするかといったことは
そこに住む人の勝手で、もちろん何をしても
影はうまれるしそれをも飲み込まなくては
いけませんが、

普通、影の部分は自然に生まれると思って
いますが、光も影も自ら作るといった貪欲さが
あってもいいのではないでしょうか。

人間とはおもしろもので
たまたま生まれたその土地に情愛を抱いたり
家業を守り抜こうと思ったりする。
僕自身の中にもそういうものはあって、
それは否定できないけれども
どうやらそれは、100年か200年か前の
ご先祖様が、何かしらの光や影をいじっくて
何かを切り拓いた結果なのではないかと
ふり返り思います。

そうした頑張りがなければ、ある家族が
長らくその土地にとどまることはできなかった
でしょう。

そのように考えたときに、
自分自身は、何を光とし影とできるのか
どのような色調と色彩の絵を描き遺すことが
できるのかとと思います。

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