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2008年6月12日 (木)

いまの時代を一言で表現するならば・・・

おそらく ☆3つかと思うのですが
<自由>の条件を読んで、よくわからなっかた
大澤真幸の「不可能性の時代」を読みました。

時代区分を

1945~1970 理想の時代
1970~1995 虚構の時代
1995~    不可能性の時代

としており、それぞれにとても面白い事実が
紹介されていて、こういうことかあ・・・と
知識欲が刺激されます。

ときたま、めくっては読み返したい本です。

さて、その時代の変化の象徴として、
少年犯罪などの残酷な事象がとりあげられる
ことが多いのですが、認める気持ちと認めたくない
気持ちがあったりして、いろいろと考えさせ
られます。

ただ、このように、あらゆる事象が、その時代の
発露であるならば、私たちは受け入れながら、
それを考察し、何かしらの活かしにしていか
なくてはいけないと思うのです。

また、1995年以降を論じる部分は、読んでいて
小生の頭ではついていけないところも多くて、
今を定義することは難しいなあと勝手に、想像
したりしました。

ちなみに、「第三者の審級」という言葉がよく出て
きますが、その判断というか、よりどころに何が
あるかといった視線を持つと、思考は充実するのかと
勉強になりました。

それと、僕自身の現代の時代感覚は・・・
この本の末尾のほうに、

近さは、<他者>の他者性を感受するための
不可欠の条件 という一文があるのですが、

なんとなく「合いまみえたい時代」ではないかと
勝手に考えています。
誰もがふれ合いや理解をしたいのに、どこか
他人行儀で、そうして社会性自体は維持して
いるのだけど、何か空虚を感じているような・・・

いろいろな現代の見かたがあっていいと
思います。

たとえば、先日起きた悲惨な事件が、銀座では
なくて秋葉原で起きたのかといったことからも
得られることはあるでしょう。

おそらく、思想家の著作を数年後に手にすれば、
この事件のことも記されているはずです。

そうした著作を手にした我々がどんなふうに
実際の時代を創造していくのか、そんなことに
果敢に挑んでいく、そうした視点から、
時代の把握を各人ができれば価値はあると
思います。

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