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2008年5月 6日 (火)

農力

少しだけ筋肉痛である。
普段、体をまったく動かさないのに
ゴールデンウィークの帰省で実家に戻ったら
家庭菜園の手伝いをさせられたのだ

なるほど、畑仕事は大変だと思う。

けれども一方で、こうして土に触れるのもいいし、
無心で草むしりをするのもいいかと思った。

都心でこの作業をしようとすると結構な大金だ。
それが、1~2時間の野良仕事で、あとは、
まだ生きている両親が少しはするので、
それでもなんとか収穫はできるし(笑)

こんなことを感じるようになった自分も
年をとったなあと思うが、

どこかで自然をしっかりと感じることが
必要なのではないかと、ほくほくした土を
鋤で掘り返しながら思えた。

個人的には、これを「自然タイマー」と
呼んでいます。

ただ、残念ながら、家庭菜園といえどもただ
地面をみていればいいという訳ではない。
隣近所の付き合いや、田舎特有のわずらわしさが
いっぱい詰まっている。

さて、それらとどう折り合いをつけるかという
課題はありますが、少しココロが動き中です。

そんなことを考えながら、そうした複合的な状況を
すべて処理していく力が、農力かと思った。

ちょうど、佐賀の農民作家、山下惣一さんの
「直売所だより」で語られている農家の営みの
よしなしごとがまさしく、それと似ているのですが

きっと、さまざまな状況に対応できる力を
とくに土と向き合う仕事には、必要で、または
それを地域として保持していることが欠かせ
なかったと思うのですが、それらが流出することで
この国の農力も低くなっていったように仮説します。

それらの力の一部は、農協という組織や大手流通、
ネットの野菜販売サイトなのに変質していったのでは
ないでしょうか。そうやって、どんどん土を触らない人
が増えていった。

そのどれらも必要であり、一方で、きつねの面を
かぶった・・・という風にも感じます。

都市で暮らす私もそれらの変質した力に依存して
いるのですが、どうも食に関する部分で、だまされ
ないようにするには、自らの手を土にまみえさせる
ことが必要な時代になったように思います。

その意味では、消費者にも当たり前のように、
農力が求められる時代であるのです。

【参考図書】

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