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2008年1月31日 (木)

乾隆年製のラーメンどんぶり

森 浩一さんの「古代史おさらい帖」を
読んでいたら器の底に「乾隆年製」と書かれた
ラーメンどんぶりの話がのっていた。

さてさて、我が家のラーメンどんぶりの底にも
こうした年号が書かれていて、一緒に、○○商店なんて
入っているんだけど、すごいものかなあ~なんじゃこれ
といろいろ思いながらも見過ごしていましたが、
この本を読んで謎がとけました。

ちなみに、乾隆(けんりゅう)とは、清の6代皇帝の時代で、
18C頃のようですが、このほかにも、大明年製・洪武年製・
成化年製・道光年製などが出回っているらしく、

それらは、氏によると、明治のころから、荻の島の陶工が
中国の年号をデザインのひとつとして使っていたらしいです。

ちなみに、それよりも以前の近世の陶器にも、「大明年製」の
字が付けられていて、それらは調べると伊万里で作られていた
ことがわかったとのことでした。

おそらくは、デザインのひとつとして、ありがたい年号を
思いつきで使ったのでしょう。ここまでくると明るい偽装です。(笑)

さて、この本は、考古学の碩学がわかりやく古代史について書いて
くれているので、おもしろいのですが、

記紀や銅鏡、鉄剣などに記された年号をキーに展開されている
ので、このラーメンどんぶりの話から、年号と向き合っていく際の
心構えを得られたとあり、学者の視点に関心しました。

■荻の島 ・・・ 岐阜県瑞浪市の 荻の島窯跡
          明治初年から明治22年の間操業していた。
 

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