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2007年11月24日 (土)

ゆるし

「ゆるしの選択―怒りから解放されるために」を読んだ。

怒りを持ち続けることから生じる害を生じさせるよりも
真に許すことが重要だとし、そのプロセスが書かれている。

【ゆるしのプロセス】
1、怒りの表出
2、ゆるすことの決意
3、ゆるしの作業
4、発見と感情の牢獄からの脱出

思えば、犯罪被害者の保護を論じることはあるが、
被害者の心のケアや、自分自身が小さなトラブルを
抱えた際の心の動きやゆるすことについては、とても
疎い状態にあるのではないでしょうか。

日常的に意識せずに行っている行為でもあると
言えるわけですが、しっかり見つめなおすことは重要と
だと思います。


(参考)2004年当時、ゆるしについて僕が書いた文章
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「癒し」から「許しの」世紀へ

「許す」ことは難しい。また「許される」ことも大変だ。
その2つの行為に限界を感じた現代人が、あきらめ
にも似た「癒し」を求めているように私は思う。
幸いにも容易で安価な「癒し」を提供してくれる消費
社会も存在し「いい時代」でもある。
けれども私たちが味わった「癒し」が何をもたらして
くれただろうか。
嫌な自分に少し我慢をさせてくれるくらいであれば、
ちょっと悲しい。
のどが渇いたと口を大きく開けるだけでは、いよいよ
のどはカラカラになる。それより唇をかたく結び唾を
飲み我慢することの方が凛として美しい。どうだろう、
唇を噛締めた後「許す」とそっと宣言してみたら。
日々許しを請い暮らしてきた者たちは、もっともっと
「許される」ことに努めてみないか。
 ひとりの個人として、気づくとも気づかざるをも
問わず罪を積み重ねる私たちが、「許し」「許される」
ことに最大限の努力をした時、人間への深い信頼
が生まれる。人を信じる力は、貴方と同じ人間である
私そのものを信じる自信でもある。目を閉ざすことなく
足元をみつめ、この世紀を生きよう。
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