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2006年11月21日 (火)

作庭家・重森三玲

松下電工汐留ミュージアムで行われている「重森三玲の庭ー地上の小宇宙ー」を観にいった。110年前に産まれた作庭家をはじめて知ったが、何分、庭ゆえ、写真や図面などが展示の中心だったんだけれども、写真学校の映画学科の卒業制作で作られた生前のインタビュー作品があって、この中で、氏が興味深いことを話していたのが印象に残った。

「『花は野に咲くように』といいますが、こう聞くとあぜ道に咲くタンポポなどを想像しがちですが、花とは山桜です。山の桜が野に咲くようにとは、本来、とても難しいことなんですね。」

「茶とは美を溶かして飲むことです、美は宇宙そのものであり、宇宙がわからなければ、お茶をしてもしかたないのです。」

「作庭家にとって、アトリエは現場。それは施主さんのものであり、画家が絵を描くのとはちがう」

こんな主旨を話していたと思うのですが、休憩の時間に若いお弟子さんたちに、お茶を点て、またお弟子さんが、しっかりとした所作でお茶を飲んでいたのをみて、さすがと思いました。

重森は東福寺の方丈庭園ではじめて、市松模様を用いる訳ですが、それらの作品の写真などを拝見しているうちに、小さな茶室でもほしいなあと思いました。都内で家を持つことは実現できそうにありませんが、ちょっと贅沢な小空間を欲しいと。

作庭家の回顧展をみながら、とても不思議なのですが、そのような想像力をかきたてたのも、氏がつくった庭の力なのかもしれません。

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コメント

今日も幹事お疲れさまでした。ペコリ。

茶室とは流石に風流ですな~

わたしも重森三玲さんは気になっていました。
今日、ヴィーゴの前に行っておけば良かった!!

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