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2005年10月25日 (火)

水前寺公園とモエレ沼公園

先日、紅葉前の水前寺公園(熊本市)に行って、富士山を模した盛山を見たとき、これってイサムノグチの「モエレ沼公園」と共通する部分があるのかなあと感じた。20051024_01「地球を彫刻した」と言えば聞こえはいいが、古今東西の庭師たちも、その意味では同列なのかもしれない。もちろん、その庭園が権力者のものか、市民のものか、そうした違いはあるかもしれないけれども、庭や公園に人々が求める夢は、それほど変わらないのではないだろうか。

東京都現代美術館で行われている、「イサムノグチ展」で流されていた「モエレ沼公園」の、人々が散策する姿を観た時、その夢は里山への憧れと言えるのではないかと感じました。

20051024_02

ただ肝心の展覧会には、作品数や美術館施設のことを知らなすぎるアルバイト会場係さんなど、いろいろとクレームはあるけど、とにかく屋外に展示されていた「オクテトラ」と「プレイ・スカルプチャ」には、1歳3ヶ月の息子ともどもよく遊ばせてもらった。モエレ沼公園に置かれている遊具とはいえども、スゴイ。人の心理を引きつける魅力とパワーがちゃんと備わっている。イサムノグチの作品は、本来そうして体感すべきものなのではないかと思わずにいられなかった。
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その点、あの「エナジー・ヴォイド」だってくぐってみたい欲求にかられる作品に違いない。周囲を歩いていると、吸い込まれそうな錯覚に陥る。その大きな円をくぐったところで、現実は何も変わらないだろう。しかし、それを否定させるだけどパワーを生み出す作家は、やはり偉大だし、人と人を結ぶ「観念の旅人」とでも表現できるのではないかと感じました。

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コメント

こんにちは
TBありがとうございます。

エナジーヴォイド確かにくぐってみたくなりますね。
観ているだけではうずうずしてしまいます。

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» 「イサム・ノグチ展」(レセプション) [弐代目・青い日記帳]
明日から東京都現代美術館でいよいよ始まる 「イサム・ノグチ展」のレセプションに参加してきました。 いつもと変わらぬMOTのエントランス。 でも展覧会入口には・・・ 報道用のカメラとテープカットの準備が整っていました。 まずは東京都現代美術館館長の氏家齊一郎氏が挨拶 今から50年前、読売新聞の記者時代にイサム・ノグチ氏を取材したことがあるそうです。「またお会いしましょう」と言って別れそれから50年。こうして立場は違えどもまたイサム・ノグチ氏の仕事に携われることができ大変嬉しく思... [続きを読む]

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